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京都五山の送り火2016の日程や見える場所について

      2016/06/16

送り火
京都の夏のイベントと言えば京都五山の送り火ですね。

京都4大行事のひとつにも数えられている大きな行事なんですよ。

平日でも見物客が10万人を超えるほど開催中は人で溢れます。

今回は京都五山の送り火2016年の日程や鑑賞スポットなどをご紹介しますね。

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京都五山の送り火2016年の日程は?

8月京都五山の送り火は毎年8月16日の夜に行われます。

2016年の8月16日は火曜日なので平日に開催されますね。

当日雨が降ってもよっぽどの大雨など荒天の場合か、災害などがない限りは実施されます。

点火が始まる時間や場所について

大文字は20時に点火で場所は東山如意ヶ嶽/大文字山

妙・法は20時5分に点火で場所は妙は松ヶ崎西山-万灯籠山、法は松ヶ崎東山-大黒天山

船形は20時10分に点火で場所は西賀茂船山

左大文字は20時15分に点火で場所は大北山

鳥居形は20時20分に点火で場所は嵯峨鳥居本曼荼羅山

それぞれの送り火が見える場所は?

ひとつの送り火を近くで見たいならいろいろ選択肢がありますよ。

人気がある鑑賞スポットの中で比較的空いているところは京都御苑ですね。

京都御苑も当日は人でいっぱいになりますが、敷地がとても広いので大勢人がいる割にはあまり混雑しないんです。

大文字

大文字がよく見えるスポットは今出大橋・京都御苑(京都御所)・鴨川の河川敷です。

送り火で一番有名なのがこの大文字ですね。

一番最初に灯されるのが大文字ですし有名なのも納得です。

妙と法

妙はノートルダム女学院付近の北山通、法は高野川堤防沿い・松ヶ崎大黒天交差点付近がよく見えますよ。

西山と東山それぞれに妙・法の文字が灯されます。

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船形

船形が見えるスポットは北山大橋から北西の北山通・御薗橋です。

北山通なら妙も見れるので北山通から見ることをオススメします^^

左大文字

左大文字が見えるスポットは西院~金閣寺周辺の西大路通・平野神社・わら天神。

京都五山の送り火のもうひとつの大文字である左大文字は、文字をかくように点火されるのが見どころです。

他の送り火は一度に点火するんですが左大文字だけ違うんですよね。

鳥居形

鳥居形が見えるスポットは松尾橋・渡月橋・広沢の池。

ただ渡月橋は京都の超有名スポットなのでめっちゃ混雑します(他の場所もしますが特に渡月橋は人が大勢います)。

五山がぜんぶ見えるスポットってないの?

東山から嵐山までとても広い範囲にある五山をすべて見るには大文字山に登れば可能ですが、一般客は大文字山に登ることはできません(´・ω・`)

ものすごーく南まで離れれば見えないこともありませんが、その代わり送り火までの距離が遠くなるので見える火が小さくなります。

また近くで見た時と違いパチパチと火が燃える音や鐘の音などが聞こえません。

五山が全て見えるスポットで京都駅ビルがありますが、こちらは事前に応募が必須(鑑賞券がない人は入場できない)となりますのでお気を付けください。

後は有料になりますが市内のホテルの最上階のレストランも良いですね。

送り火の神聖な雰囲気を味わいたいのなら、どれかに絞って近くから見ることをオススメします^^

京都では大文字焼きとは言わない

大文字の送り火は大文字焼きと言われることがありますが京都の人は大文字焼きとは言いません。

決して山焼きではなく先祖を贈るために灯す厳かな火だから大文字の送り火と言うんですよ。

あとは大文字焼きという言葉が織田信長の比叡山の焼き討ちを思い出させるので、大文字焼きとは言わない人もいるそうですよ。

いつだれがなんのために始めたのかはわからない大文字の送り火

夏の風物詩として有名な大文字の送り火ですがその由来や起源は謎に包まれているんですよね。

いつ・誰が・何のために大文字の送り火を始めたのかは未だにわかっていないんです。

今年の夏はそんな謎に包まれた大文字の送り火を見に行ってみてはいかがでしょうか?

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