イースターエッグの色や模様に込められた意味とは
2016/02/04
イースター祭りに出てくるイースターエッグですが、色鮮やかで美しい模様で見ていて楽しいですね。日本でもイースターが近づくとお店で売られているのも見かけるようになりました。
ところでこのイースターエッグのその色や模様には何か意味があるのはご存じですか?
今回はイースターエッグの色や模様の意味をお話ししますね。
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イースターエッグでよく見かける色と言えば
イースターエッグはカラフルで模様もそれぞれ違いますが、中でも赤いイースターエッグをよく見かけませんか?
イースターの風習では赤く塗ったり染めた卵を友達に贈るので、カラフルな卵の中でも赤が多いんでしょうね。
また赤はイエス・キリストの血でありその血によって人間が救われる、という説もあります。
あとはイエス・キリストが処刑された3日後に復活して神様になったのが、赤い卵くらいありえないといったことからイースターエッグ=赤い卵が多いという説も。
色に込められた思いもチェック
イースターエッグの色に込められた意味も要チェック!
赤…情熱・幸福・希望・太陽。
青…健康・そら。
白…誕生・清浄。
イースターエッグに施される模様にも意味があるんです
見ていてうっとりするイースターエッグですが、卵に施されている模様にも意味があります。
意味は国や宗派などで違ったりしますが、大まかな意味をいくつかご紹介していきますね。
生命の木…子孫繁栄。
麦の穂…豊穣。
波…富。
太陽と星…生命・成長・富。
魚…キリスト教のシンボル。
かえる…女性のシンボル・うつくしさや若さ。
へび…厄除け。
イースターエッグに描かれている模様のモチーフはいろいろあるんですね。今後お店でイースターエッグを見かけたときは、色や模様もちゃんと確認してみよっと。
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イースターエッグで芸術要素が高いのはウクライナたまご
イースターエッグは基本はゆで卵を使って作るものですが、より芸術面を意識したイースターエッグがあるんです。それがウクライナたまご(pysanky)。
ウクライナたまごは食べるのではなく、熱でとかしたロウを使って卵に線や模様を描きます。そして染料液で色を付けるのを繰り返すことで繊細な模様が卵の殻に!
ウクライナたまごには色や模様にすべて意味があるそうです。贈る人に合ったものを思いを込めてつくってイースターでプレゼントするんですね。
イースターエッグはゆで卵を使う?それともチョコ?
ところでイースターエッグですがもともとは色をつけたゆで卵を使用していました。
最近ではチョコを使ったイースターエッグや、卵のかたちをしたプラスチック容器の中にキャンディーなどお菓子を入れたものを使うこともあるようですね。他にも紙粘土や発泡スチロールを使って作るイースターエッグもあります。
食べ物なら子どもはゆで卵よりお菓子の方が喜びそうですね。
イースターエッグを作る時はカラーや柄を考えて作るのもおもしろそう
カラフルなイースターエッグですが中でも赤が多いのは、友人に赤く染めたり塗った卵をプレゼントする風習や、イエス・キリストの血で人類が救われるからといった理由から。
イースターエッグの色や模様にも意味があり宗派や国によって違いがある。
イースターエッグに描かれる模様は動物などいろいろモチーフがあったんですね。ただそれを描いただけでなくちゃんとした意味もあったとは。
イースターエッグを手作りするときは色や模様の意味も考えて作ると楽しいそうですね。
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