花粉症は子どもでもなるの?子どもの花粉症の症状について
2016/02/04
もはや国民病とまで言われるほど花粉症で悩まされている方は増えていますが、子どもでも花粉症になるのでしょうか?
結論と言いますと子どもでも花粉症になります。しかも子どもの花粉症は年々増加しており、大人の花粉症発症率とほとんど変わりません。
大人でも鼻水や目のかゆみなどつらい花粉症ですが、子どもがなったら大変ですよね。自分の言葉で訴えることができる年齢ならまだしも幼児がなってしまったら…。もし子どもが花粉症になったら早急に気づいて対応してあげたいところです。
今回は子どもの花粉症の症状についてお話していこうと思います。
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子どもの場合はくしゃみよりも鼻づまりが多いです
大人の花粉症の主な症状は鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみですが、子どもの場合はくしゃみよりも鼻づまりが多い傾向があります。
子どもは大人よりも鼻が小さいので鼻づまりがしやすく、鼻がつまっていると花粉がそれ以上入ってこないため、大人の花粉症の症状と比べてくしゃみが出ないんですね。
ただくしゃみはしたらすぐにわかりますが、鼻づまりは見ていてもすぐにはわかりにくいです。
鼻がつまっているか見分けるポイントは、子どもが口を開けているかどうか。鼻がつまっていると鼻では息がしにくいので、口呼吸をすることが多くなるからです。
それから口呼吸が多くなると食べ物や薬などを飲み込みづらくなる傾向もあるので、それも参考にするといいでしょう。
子どもの花粉症は目のかゆみも発症するケースが多い
子どもの花粉症は鼻づまりの他に目のかゆみも発症するケースが多いです。またかゆみの他に目の充血や目の周りがむくんだりもします。
もし子どもが目の周りを頻繁にこすっていたら、花粉症を発症しているかもしれません。
鼻水が出ていたら花粉症を疑ってみましょう
子どもの花粉症による鼻水はちょっと粘っこい鼻水になります。
風邪でも鼻水は出るので判断がしにくいですが、子どもが鼻水を出していたら花粉症かな?と気に掛けるようにしましょう。
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花粉の時期が風邪やインフルエンザが流行する時期と重なることに注意
花粉症と言えばスギ花粉ですが、このスギ花粉が発散する時期は1月下旬から4月くらいです。風邪やインフルエンザなどが流行する時期と重なるので、子どものくしゃみや鼻水が止まらないのは風邪なのか花粉症なのか判断が難しいです。
子どものくしゃみや鼻水が止まらないけど熱がない場合はスギ花粉症かもしれません。
また花粉症は目がかゆくなることが多いので、目のかゆみがあるかどうかでも花粉症なのか、風邪なのかを判断することができます。
元気がなかったり集中力がなくなってはいませんか?
花粉症になると鼻づまりやくしゃみなどで、夜グッスリと寝れず睡眠不足になることも。しっかりと寝れないことで子どもの集中力が落ちたり元気がなくなったりします。
子どもが花粉症になってしまったときは夜の様子も注意しておきたいところです。
花粉症と思ったら病院で受診しましょう
花粉症になると目のかゆみや鼻づまりなどのつらい症状で、毎日の生活に大きなダメージを与えますよね。
正しい治療をして花粉症の症状を抑えることができれば、普段と同じ生活ができるようになります。
一番つらいのは子どもなので大人の方が花粉症かな?と思ったら、病院に診察しに行くようにしましょう。
年々増加している子どもの花粉症
ロート製薬株式会社子どもの花粉症アンケートによると、3割近い子どもが花粉症を発症しており、その中でも5歳までに花粉症を発症したのは4割近くも。
また2012年では2割だったのが2015年では3割と子どもの花粉症は増加しています。子どもの花粉症も大人の花粉症と同じく増えてきているんですね。国民病と言われるだけあります。
子どもの花粉症の症状まとめ
子どもの花粉症は鼻づまり・目のかゆみを発症するケースが多い。
スギ花粉が飛ぶ季節は風邪やインフルエンザが流行する時期と重なるので見分けが難しい。熱はないけど鼻水が出たり目がかゆいなら花粉症を発症しているかも。
子どもが花粉症になったら鼻づまりや目のかゆみなどで、夜子どもが寝付けないこともあるので、夜しっかり睡眠をとることができているかにも注意する。
大人の花粉症と同じく子どもの花粉症も年々増加傾向にある。
花粉症になると鼻水など症状がつらいので、子どもがもしなったら出来るだけ早く気づいてあげたいですよね。
花粉症か見分けある方法ですが、子どもが最近鼻をこすったりかいたりしていないか?鼻をいじりすぎて鼻血を出していないか?など鼻に注目してみると花粉症か判断しやすいと思います。
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