花粉症の初期症状とは?花粉症と風邪を見分ける4つのポイント+α
2016/02/04
年々増えている花粉症ですが、はじめて花粉症の症状が出たとき気付かない人も多いと言われています。
それは花粉症の症状と風邪の症状がよく似ているため、「鼻水やくしゃみが止まらないけど風邪かな?」と思い込んでしまい、後になってから自分は花粉症にかかっていた…と気づくことが多いんです。
花粉症を早めに察知できたら症状の軽いうちに治療することができますが、風邪だと思い込んでしまうと症状が悪化してからの治療になってしまいます。
もし花粉症になってしまったときのために、花粉症と風邪の症状の見分け方を今から覚えておきましょう。
それでは早速花粉症と風邪の見分け方や花粉症特有の症状をお話していきますね。
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花粉症特有の症状を確認!これで風邪か花粉症が判断可能
花粉症の典型的な症状は鼻水・鼻づまり・くしゃみですがこれは風邪も同じですよね。
ですが同じ鼻水やくしゃみでも風邪と花粉症では少し違うんです。
花粉症の鼻水はさらさらした水っぽい鼻水
花粉症による鼻水は水っぽく色は透明でサラサラしています。
風邪による鼻水も最初はサラサラしていますが、数日経つと色が黄色くなりねばねばしてきます。
花粉症の鼻づまりは両方詰まってしまい息がしにくい
花粉症による鼻づまりは両方の鼻がつまってしまうので、鼻で息をすることができないことがあります。
風邪でも鼻づまりは起きますが花粉症よりも比較的症状は軽いです。両方同時に鼻がつまってしまうことはほとんどありません。
花粉症のくしゃみは連続して出ることが多い
花粉症によるくしゃみは一度に何回も続けてでます。
風邪でのくしゃみは連続で出ることはあまり出ません。
花粉症による目のかゆみ
花粉症になると目はとてもかゆくなり涙が出ることも。
風邪ではほとんど目のかゆみは伴わないので、目のかゆみは花粉症か風邪かわかりやすく判断できるポイントです。
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他にも熱があるか天気によって悪化するかでも判断できる
風邪を引くとくしゃみや鼻水の他に熱が出たりしますよね。ですが花粉症だと熱は出ず、あったとしても微熱程度です。
また花粉症は晴れの日や風が強い日は症状が重くなりますが、風邪の症状は天気に影響されません。
あとはくしゃみなどの症状がどのくらい続いているかも、花粉症と風邪を見分けるポイントになります。
花粉症は花粉が飛んでいる間症状は続くので、数か月もくしゃみや鼻水などに悩まされることも。風邪は長くても1週間程度でくしゃみなどの症状は治まります。
なぜ花粉症になるとくしゃみや鼻水が出るの?
花粉症になるとなぜ鼻水やくしゃみなどが出るのでしょうか。
これは花粉によって体の免疫反応が過剰に反応してしまい、それによりくしゃみなどの症状が現れるからです。
体内に入ってきた異物である花粉をなんとか外に出そうとするため、くしゃみや鼻水などが出るんですね。
花粉症と風邪の見分け方まとめ
花粉症の鼻水は水っぽく透明でサラサラしているが、風邪の鼻水は初めはサラサラでも数日経つと黄色くねばねばした鼻水が出る。
鼻づまりは花粉症では両方詰まってしまって息ができなくて苦しいが、風邪では両方の鼻がつまることはまずない。
くしゃみは花粉症だと連続して出ることが多い。風邪では連続して出ることはあまりない。
目のかゆみは花粉症になったとわかりやすい合図。風邪で目がかゆくなることはほとんどない。
他にも花粉症だとくしゃみや鼻水は出るが熱はなかったり、晴れた日や風の強い日は症状が悪化したりするので、それも参考にして風邪かどうか判断してみましょう。
軽い症状のうちに花粉症を発見できれば、適切に治療を行えて花粉症の症状を軽くすることができます。悪化してからだと普通に生活するのも鼻水や目のかゆみなどで大変になるので、花粉症は早急に見つけて治療したいですね。
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