効能が凄い健康茶である甘茶の作り方や効果をチェック!
2016/02/04
花祭りでお釈迦様の頭から甘茶をかけてお祝いするので、今でも甘茶は馴染み深いという方もいらっしゃると思います。
甘茶とは名前の通り甘いお茶で昔からお茶として親しまれていますが、生薬としても知られているものなんですよ。
今回はそんな甘茶の効果や作り方を紹介しますね。
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そもそも甘茶とは何なのさ
ユキシタ科のあじさい属であるアマチャという植物の葉からできているのが甘茶です。
甘茶は生薬として歯周病や抵アレルギー作用に対して効果が認められているんですよ。
それから甘茶は砂糖のおよそ500倍ほど甘いのにカロリーはゼロなんです。
なので糖尿病などで砂糖を制限されている方にとっては甘茶はとっても嬉しいお茶なんですね♪
甘茶は甘いけどアマチャは甘くないだと!
甘茶は甘いお茶なんですがアマチャの葉は実はそのまま食べると苦いんです。
甘茶を作るときに使うアマチャの葉は、天日干しされてその後発酵するんですが、この発酵の力により甘茶は甘くなるんですね。
甘茶にはどんな効能があるの?
甘茶の効能としてはメタノールエキス・甘味の効果・サポニンの効果の効果などがよく挙げられます。
メタノールエキスの効果では抵アレルギー作用や歯周病や口臭予防、抗酸化作用によるアンチエイジング効果が期待されています。
甘味の効果で医薬品の苦味をやわらげたり、砂糖の摂取を制限されている糖尿病などの方でも甘味が味わえたり、味をまろやかにしたり防腐効果があったりします。
サポニン効果では内臓器官の働きを高めたり、中推進系の陳在作用により心をおちつかせる効果が期待できます。
特に最近注目されているのが甘茶の抵アレルギー作用です。
甘茶の抵アレルギー作用は花粉症やアトピーに効果があると言われており、しかも市販の薬にも匹敵する力があると言われているんです。
あとは保湿や柔軟・消炎効果があるため化粧品の原料としても甘茶は活用されているんですよ。
それから入浴剤として使うとアトピーに効果的だそうです。
甘茶はいろいろと活躍していてすごいですね。
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甘茶はどうやってつくるの?
アマチャの葉を霧吹きなどで水をかけて葉を積み重ね、葉を蒸らすために1日ほど置いてください。
葉が発酵して湿気が出てきたら手でよく揉んでくださいね。
よく揉んだら天日でアマチャの葉を乾燥させます。
パリパリにアマチャの葉が乾燥できたら一度試しに飲んでみましょう。
2グラムほどを沸騰したお湯で20秒から30秒ほど蒸らして、好みの甘さになっていれば甘茶の完成です。
蒸らす長さで甘さが変わる(段々甘くなってくる)んですが、途中で苦味が加わってくるので自分好みの味になるように蒸らし時間を探してみてください。
甘茶に使うアマチャの葉を作るポイントはアマチャの葉を蒸して発酵させたあとよ~く揉むこと!
とにかく葉を蒸して発酵させるのが重要です。そのあとよ~く葉を揉むこともお忘れなく。
お家でアマチャを育てられるの?
日当たりをさほど必要としないアマチャは育てるのは簡単な部類に入ると思います。
アマチャは湿気が多く湿っていて肥沃な土を好みます。
日当たりが悪い場所に植えてもかわいいあじさいの花を咲かせてくれるので、見ていて気持ちがほっこりしますよ。
ただし家で栽培したアマチャの葉から甘茶をつくるときは3つの点に注意してください。
1.アマチャに除草剤を使わない
2.花が咲く前につぼみを摘み取る(6月から7月ごろ)
3.甘茶として使える部分は葉だけ。根っこには有害な成分が含まれているので要注意
かわいいあじさいの花を咲かせてくれるんですが、お茶としてアマチャの葉を使う場合はつぼみの時点で摘み取ってくださいね。
普段の暮らしの中でにからだに良い甘茶を飲んでみませんか?
ノンカロリーでノンカフェインな甘茶は糖尿病などで砂糖を制限されている方の他に、美容やダイエットを気にする人にも魅力的なお茶だと思います。
アトピーや花粉症に悩まされている人には甘茶の抵アレルギー作用があるのは心強い味方になるかもしれません。
歯周病や口臭予防にもなるため健康にも美容にもよい甘茶は積極的に飲んでいきたいですね^^
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