足のふくらはぎが痛いのは病気？症状と対策について

2016/03/10

足のふくらはぎが痛いのは疲れからか…それとも冷えから？

まあ最近まったく運動してないから運動不足のせいかも？

久々に運動したからその疲れかもしれないし…いやいや元々冷え性だから冷えのせいかも？

なんて足のふくらはぎが痛みを軽く思っていたら病気だった、なんてこともありますよ。

今回は足のふくらはぎが痛い原因や、症状からこんな病気の恐れがあるかもしれないというお話をしますね。

あなたの足のふくらはぎが痛みはどんな症状？

・運動している最中や運動した後にふくらはぎがとても痛くなった
・長時間同じ姿勢でいたらふくらはぎが痛くなった
・ふくらはぎの外側がピリピリと痛かったり痺れたりする
・寝ているときにこむらがえりをして痛い

運動しているときにふくらはぎが痛くなった場合は肉離れした可能性が高いです。

運動後にふくらはぎに痛みを感じる場合は、筋肉痛もしくは軽い肉離れの可能性が考えられます。

肉離れの応急処置としては痛むふくらはぎの部分を冷やしましょう。

そして早急に病院（整形外科）へGO!

バスや飛行機など長時間同じ姿勢のままでいたときに、ふくらはぎがむくんで痛みが出る場合があります。

こういったときにふくらはぎが痛む場合は静脈血栓症（エコノミークラス症候群）かもしれません。

静脈血栓症は同じ姿勢で長時間いることによって、血栓（血の塊）が出来てしまい血流の流れにより肺の血管を詰まらせてしまう恐れがあります。

肺の血管が詰まってしまうと胸が痛くなったり、呼吸困難や失神などの重い症状が表れ危険な状態になってしまうかもしれません。

静脈血栓症を防ぐには水分を小まめに補給すること、長時間同じ姿勢のままでいないように足・足の指や関節を動かすことを意識して体を動かしましょう。

自由に立ち座りができる空間なら、軽い運動としてちょっと歩いてみることをオススメします。

とにかく長時間同じ姿勢のままでいないことが静脈血栓症の予防になります。

ふくらはぎの外側がピリピリと痺れたり痛い場合は、ヘルニアの疑いがあります。

特にふくらはぎだけでなくおしりや足腰が全体痛んだり痺れを感じるのなら、ヘルニアの可能性が高いとされています。

骨と骨の間にある椎間板が飛び出してしまい、近くにある神経を圧迫してしまうことで下半身全体が痛くなってしまうんですね。

こちらも早めに整形外科を受診することをオススメします。

就寝中に足のふくらはぎがつって痛いというのは多いですね。

こむらがえりになる原因は下痢や汗を沢山流したりして、脱水状態に陥ったときによく起きます。

体内の水分が減る→電解質が不足する→ミネラル成分のバランスが崩れる→筋肉や神経が興奮しやすくなる→ふくらはぎがつる

こむらがえり対策は電解質が不足しないように、大量に汗をかいたときはスポーツドリンクを飲みましょう。

あとは体内のミネラル成分が不足しないように、栄養バランスの良い食事を続けるのも効果的です。

また就寝前にマッサージやストレッチを行ったり、足を冷やさないようにすることも大切ですね。

もしふくらはぎが急につってしまったときは、つったふくらはぎをゆっくりと伸ばしてください。

気が原因で足がつる症状が見られるケースもあります。

今まであげた病気のほかに脊柱管狭窄症・糖尿病・腎疾患・脳梗塞などが、足がつる症状がみられる病気として知られています。

この中でも特に糖尿病は足がつる症状が少なくありません。

糖尿病で血糖値が高い状態が続く→電解質が不足することが原因と考えられていますが、まだ明確な因果関係はわかっていないんです。

喉が渇いたり手足が痺れる（糖尿病）、足がむくむ（腎疾患）、片方の手足が麻痺したり言葉がもつれてしまう（脳梗塞）など、足がつる他に症状が出た場合は病院（整形外科・神経内科・内科など）に早めに行き受診しましょう。

足のふくらはぎが痛いほかに気になる症状が出たら、何か病気かもしれませんので病院へ行って見てもらいましょう。

大抵のふくらはぎの痛みは運動不足や食生活の乱れにより起こることが多いので、運動不足を解消したりバランスの良い食生活を続けるとふくらはぎの痛みが改善されることが多いと言われています。

最近まったく運動していない上に、食生活も荒れに荒れてる今のわたしには耳が痛い言葉で他人事ではないです＾＾；

ふくらはぎの痛みが続く場合は早めに病院へ行き適切な処置をすることが必要になりますが、ふくらはぎが痛いからといって必ず病気というわけではありません。

まずは適度な運動や食生活を見直して健康的な生活を送るように意識しましょうね＾＾