水平線の彼方へひっそりと。

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ひな祭りのひな人形を出す時期としまう時期はいつ?その意味は?

      2016/02/04

ashinari01
ひな人形は早くしまわないとお嫁に行くのが遅れる、なんて言われますよね。

そもそもひな人形っていつ頃から飾るのが良いのでしょうか?ひな祭りの日に飾るのではもう遅い?そしてひな人形を片付けるのはいつがベスト?

ひな人形について気になったので調べてみました。今回はひな人形の出す時期としまう時期はいつか、早くしまうには理由があるのか?といった疑問に答えていこうと思います。

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ひな人形を飾るのと片付ける日はいつ?

ひな人形
ひな祭りを賑やかにしてくれるひな人形ですが、いつごろから飾るのが良いのでしょうか。

女の子の成長と健康を願うお祭りでもありますが、ひな祭りには春の訪れを祝う意味もあるんです。なのでひな人形を飾り始めるのは、立春の2月4日ごろを過ぎたあたりに飾り始めると良いですね。

ひな人形を片付けるのは、ひな祭りが終わった次の日が良いと言われています。
遅くても春の折り返し地点である春分の3月21日ごろには、ひな人形は片付けるようにしましょう。

なぜ早くしまわないとダメなの?

お雛様
ひな人形を出すのはひな祭りより前なのに、しまうのはひな祭りの翌日なのはどうして?その理由は3つあります。

ひとつめはひな人形には災いや厄を子どもの代わりに引き受けてくれる役目があるので、その災いを身に受けたひな人形をいつまでも近くに置いてしまうと、幸せな結婚が遠ざかってしまうと考えられたため。災いを身に移したひな人形を早く片付けることで、災いを遠ざけるという意味があったんですね。

ふたつめは娘にしっかりとしたしつけをつけたいから。ひな人形は綺麗でいつまでも見ていたいですが、片付けは面倒くさいです。面倒だからとずっと飾ったままにしておくと、梅雨でジメジメしてお人形にカビが生えてしまうことも…。「人形を出しっぱなしで片づけもできない女性ではしっかりした人にはなれず、良いお嫁さんにもなれない」という考えから、早く片付けるようにしつけるようになりました。

みっつめはわが子に早く幸せになってほしいという願いから。ひな人形は婚礼の様子を表しています。そんなひな人形を早く飾ることで「はやくお嫁に出す」、早く片付けることで「はやくお嫁に行く」と考え、わが子がはやくお雛さまのようにしあわせな結婚ができるようにと願い、ひな人形を早く片付けるようにしてるんですね。

ただ忙しくて時間がないときはひな人形を片付ける余裕がないでしょうし、雨など湿気が多い日はひな人形を片付けるのに向かないです。

こういったすぐに片付けられないときは、一番上に飾っている内裏びな(おひなさまとおだいりさま)を後ろ向きにしておきましょう。内裏びなを後ろ向きに飾ることで、お雛様はもう帰った、もしくは今は眠っている、と解釈できるからです。

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ひな人形を処分したいときはどうすればいい?

ひな人形はわが子の代わりに厄災を引き受けてくれる大事なお人形。ですがどうしても処分しなければならない…ということもあるでしょう。そんなときひな人形はどうやって処分すれば良いのでしょうか?

災いを代わりに身に受けてくれるのに、そのままゴミとして捨ててしまうのはあまりにかわいそうです。神社やお寺など人形供養をしているところに持っていき、供養してもらうのが良いでしょう。

まとめ

ひな人形を出すのは立春(2月4日頃)を過ぎたあたりからで、ひな祭りの翌日にはひな人形を片付けるのがベスト。遅くても春分(3月21日頃)には片付けること。

ひな人形を早く片付ける理由は、災いを遠ざけるため・しっかりとしつけるため・早くお嫁さんに行けるようにするため。

準備はわくわくしながらできるんですが、片付けはめんどうで後回しにしがち…。ですがひな人形を早く片付けるのには意味があったんですね。

これからはひな祭りが終わったらすぐに片付けるように、チャキチャキ行動できるように心がけます。

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