ぽっこりお腹の原因は胃下垂かも?胃下垂の治し方
お腹だけぽっこりとしているのは胃下垂かもしれません。
普通の状態よりも胃が下に下がってしまっている胃下垂は、食べても太らないといったポジティブなイメージがありますが、実際は下っ腹がぽっこりと出てしまったり、胃もたれや食欲不振になったりと美容や健康にもよくありません。
今回は食べても太らないのにお腹だけぽっこりしてしまう胃下垂の原因や改善方法についてお話しますね。
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そもそも胃下垂ってどんな状態なの?
胃が下に下がっている状態のことを胃下垂と言います。
通常は胃はみぞおちあたりにあるんですが、胃下垂になるともっと下のへそ辺りまで下がっていたりします。酷い場合は骨盤辺りまで下がってしまっている人も…。
胃下垂は胃が下に下がっているので太っていない人でも下っ腹がぽっこりと出てしまうんですね。
胃下垂かわからない場合は食べ物を食べてお腹いっぱいになったらお腹の様子を見てみてください。
通常はみぞおちあたりやへその上部分が膨れますが、胃下垂だとへその辺りやその下がぽっこりと膨れます。
胃下垂になる原因は遺伝なの?
胃下垂がなりやすい体質というのは遺伝しますが、胃下垂そのものは遺伝しません。
ですので胃下垂になってしまう原因は遺伝ではなく他にあります。
胃下垂になってしまう原因は大きく分けて3つあります。
ストレスや疲労がたまることにより胃下垂になってしまう
ストレスがたまったり緊張してしまうと、食べ物を消化する機能が弱まってしまうので胃の機能が低下してしまいます。
胃の機能が弱まってしまうことで胃下垂になってしまうんですね。
暴飲暴食をすると消化吸収が上手くできなくて胃下垂に
暴飲暴食をすると消化吸収が上手くできないので、胃にたくさんの食べ物がたまってしまいます。
その状態が続くと胃が重たくなるので下に胃が下がり胃下垂になってしまうんです。
腹筋が弱くなると内臓が下に下がり胃下垂に
本来内臓は助骨の中に入っているんですが、腹筋が衰えてしまうと内臓が下に下がってしまって元の位置に戻らなくなってしまいます。
下に下がったままで元の位置に戻れないので胃下垂になってしまうんですね。
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胃下垂はどうすれば治すことができるの?
色んなことが原因で胃下垂になるので胃下垂を治す方法もいろいろあります。
ストレスや疲労を解消するのも胃下垂を改善できる手のひとつ
疲労やストレスがたまっているのならそれを出来るだけ解消するようにしましょう。
軽くストレッチをしたりランニングや散歩をして体を動かしたり、好きな映画やゲームをするなど趣味を楽しんだりして疲れやストレスを解消しましょうね。
暴飲暴食など食生活を見直してみよう
暴飲暴食をしているならそれを改善するのはもちろんのこと、1回の食事量が多くないか見直してみましょう。
胃下垂の状態で食事量が多いと食べても胃で消化吸収ができないですし、栄養をしっかりと摂ることもできません。
また食事量が多いと胃もたれになったり胃痛の原因にもなるため量には気を付けましょうね。
胃下垂だと上手く消化吸収ができないので栄養不足になりがちです。
ですので1回の食事量を減らして食事の回数を増やした方が効果的ですよ。
食べる時もすぐに飲み込まずに一口30回は噛むつもりで、よ~く噛んでから飲み込んでください。
よく噛んで食べることで消化吸収しやすくなるからです。
猫背だと胸部が下がって胃が下がりやすくなる
もしかして姿勢が猫背になってはいないでしょうか?
猫背など悪い姿勢が習慣化してしまうと、胸部が下がってしまうため胃が下に下がりやすくなって胃下垂になりやすくなります。
姿勢を正すことを意識して行うことで腹筋に力が入るので、胃が下に下がりにくくなりますし背筋が伸びた状態なら猫背の時のように胃が圧迫されません。
胃下垂になる人は運動不足の人が多い傾向あり
また胃下垂の人の中には運動不足の人が多いとも言われています。
ちょっとした散歩やウォーキングなど運動を習慣化して運動不足を解消しましょう。
また有酸素運動を習慣づけて行えばストレス解消にもなるので一石二鳥ですね。
ただ続けられないと意味がないので無理のない範囲で自分にできそうな運動から取り入れてみましょう。
胃下垂を放置していると危険なので今から改善していきましょう!
胃下垂をそのままにしていると胃が不調になりがちで、毎日の食事も楽しむことができなくて日々の生活に支障をきたす可能性もあります。
それに胃下垂の状態だと栄養が取りにくいため、しっかりバランスの良い食事を心がけているのに栄養不足に…なんてこともあり得ます。
胃下垂は食べても太らないからラッキー…と思っていたら実は健康を害してしまう危険な症状だった!(゚д゚ ; )
もしかしたら胃下垂になっているのかも…と思ったあなたは是非今回紹介した方法を試してみてくださいね。
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