足底筋膜炎以外でも足の裏が痛い症状の病気がある?考えられる病気は4つあり
足の裏が痛くなる病気として考えられるのは足底筋膜炎ですが、それ以外にも足の裏が痛くなる病気があります。
今回は足底筋膜炎以外の足の裏が痛くなる4つの病気についてお話しますね。
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足の裏が痛くて特に指の付け根が痛いときに考えられる病気は?
足の裏が痛くて中でも足の付け根の部分が痛い…もしかしたらモートン病かもしれません。
主に痛かったり痺れたりするのはのは中指~薬指付近ですが、人差し指や小指付近が痛むこともあります。
モートン病は足の裏に負荷がかかり過ぎることで炎症を起こしてしまい、それにより神経が圧迫されて足の裏に痛みを感じるんです。
幅の狭い靴やハイヒールを頻繁に履いていたり、ランニングなどで体重が外側にかかっている場合などにモートン病の症状が出ます。
あとは重心が偏る歩き方や立ち方をしていると足に負担がかかるので、モートン病を発症する可能性もありますね。
モートン病は足をハイヒールや幅の狭い靴など圧迫する靴を履かないようにするとだいぶ改善されます。
糖尿病により足の裏が痛い可能性もあり
糖尿病は合併症で様々な症状が見られますが、その中で感覚的な異常を引き起こしてしまう神経障害が起こることも。
それにより足の裏に常に何かが貼りついているように感じたり、チクチクと針で刺されたような痛みを感じる場合もあります。
糖尿病による足の裏が痛いときに痛病や水虫などの他の病気を併発してしまうと、症状が治らない→壊疽が起きてしまうため非常に危険!
皮膚や神経などを腐らせてしまう壊疽は切断しなければ命に関わるからです。
糖尿病は日本人の5人に1人は糖尿病予備軍と言われている病気で、1度発症すると完治することはできない病気です。
ですのでこれ以上症状が進まないように止めたりするなどして、糖尿病と向き合って生きていく必要があります(´・ω・`)
先ほども言いましたが合併症で様々な症状が見られるのが糖尿病の怖いところ。
高血圧が続いて手足の血行が悪くなる→悪化して壊疽(えそ)が起こり手足を最悪切断することになる可能性もあります(゚д゚ ; )
また眼底の血管が詰まる→視力低下、最悪失明になることも…。
他にも心筋梗塞や脳卒中や肺炎や膀胱炎など様々な合併症を引き起こす原因となる、糖尿病はそんな恐ろしい病気なんです。
日本人に5人に1人は糖尿病予備軍のなのに、怖い病気を引き起こす原因となったり1度発症したら完治はできないなど…本当恐ろしいですね(´;ω;`)
そんな糖尿病の初期症状はとても判断しにくくわからないので困りものですが、初めに糖尿病の症状が現れやすいのは足だと言われています。
足の裏が痺れたりつりやすくなったり、どこにもぶつけていないのにピリピリと痛むなど足に違和感を感じ始めたら要注意!
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足の親指の付け根辺りが赤く腫れて激痛が…考えられる病気は?
その場合は風が吹くだけでも痛いと言われる痛風という病気の恐れがあります。
痛風は実際にならないとどれだけ痛いかわかりませんが、とにかく激痛が走るのでとてもつらい病気ですね。
痛風は糖尿病と同じく合併症が怖いです。
脳血管障害や腎障害などを引き起こしてしまい、最悪な場合死に至ることもあるので大変恐ろしいです。
ですので痛風は初期症状のうちに治療を開始することが重要になります。
重症化しているころには他の合併症を併発している可能性が高いからです。
もし足の親指が強く痛み、プリン体が多く含まれている食べ物(レバーや魚の干物など)ばかり普段から食べている・飲んでいる場合は、痛風外来がある病院か内科へ行きましょう。
足の裏の皮膚が固くなって真ん中に芯が出来て歩く度に痛い…考えられる病気は?
魚の目(うおのめ)が原因で足の裏が痛いのかもしれません。
初期症状では皮膚が固くなって真ん中に芯ができるだけなんですが、これが悪化すると芯が神経にまで行ってしまい、何か刺激を受けたり歩くたびに足の裏が痛くなるので苦痛です。
出来てしまった芯を完全に取り除くことができないと魚の目は完治できない病気です。
サカナの目のような形からウオノメと呼ばれていますが、正式には鶏眼(けいがん)…とりの眼と言います。
魚の目と似た症状にタコがありますが、こちらは表面が固くなるだけで痛みはほとんどないのが特徴です。
ハイヒールや先のとがった靴や自分に合ってない靴など履いたり、アスファルトなどの固い地面の上で長時間立ちっぱなしor歩くと足の裏の皮膚を圧迫するため、魚の目ができやすくなるので注意しましょう。
また片方の足に重心がかかるような立ち方や歩き方をしていたり、姿勢が悪くても足の裏の一部に圧力がかかってしまうため、それが魚の目の原因となるので気を付けてください。
少しでも足の裏に違和感を感じたら病院へGO
足の裏の痛みが続くようならすぐに病院の整形外科でしっかりと診てもらいましょう!(痛風の疑いがある場合は痛風外来もしくは内科へ)
足の裏の痛みによる病気はいろいろありますので、整形外科で受診して何が原因で足の裏が痛いのか、どんな病気になってしまったのかを知ることが足の裏の痛みを改善できるのに繋がります。
1日どう過ごすにせよ必ず使うことになる足ですので、そんな足が痛くなってしまったら歩くのも苦痛になり心身共にまいってしまいますよね。
ですのでちょっとでも足の裏に違和感を感じたら病院で受診することをオススメします。
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