初盆・新盆の女性・男性の服装は？夏だから涼しい格好にしたいけどダメ？

2016/04/10

故人が亡くなって初めて迎えるお盆である初盆・新盆は特別なお盆ですよね。

そんな初盆・新盆での服装はどのようなものを着ればいいのでしょうか？

真夏に行うため喪服だと大変暑いので出来れば涼しい恰好にしたのですが、それが失礼に当たる服装だったらまずいですよね。

今回は初盆・新盆ではどのような服装にすればいいのかについてお話します。

そもそも初盆・新盆ってなんだっけ？

故人がなくなってから49日を過ぎてから初めて迎えるお盆のことを、初盆・新盆といいます。

親族や親しい友人・知人を招いて、お寺から僧侶を呼び故人の供養をしてもらうのが初盆・新盆。

初盆・新盆は葬式ではなく故人を供養するために行うものなんですね。

初盆・新盆の服装ですが出来るなら礼服で行くのが良いでしょう。

しかし初盆・新盆は真夏にやるのでそんな中礼服で行くのは暑くて大変ですよね。

そんな時は黒やグレーや紺などの色の暗いものである平服を着ると良いでしょう。

平服とは普段着ではなく略した礼服のことです。

女性なら黒の無地など地味なワンピース、男性なら白いシャツにプレザー。

それから女性男性共にスーツや夏用の喪服でもOKですよ。

小中高生は制服があるなら制服を着用するのが好ましいです。

また初盆・新盆に参列する場合先方から服装についてまったく何も言われていない場合は、何を着るのか尋ねてみるといいですね。

ご家庭や地域によってどんな服を着るのか違う場合もあるので、この場合服装について尋ねることは失礼にならないのでしっかり聞いちゃいましょう＾＾

平服ではなく喪服で参加するのが風習の可能性もありますからね。

無地の黒・ダークグレー・紺色のアンサンブルもしくはワンピース。

ジャケットを着るなら襟元の詰まったものにします。

靴は光沢のない黒いパンプスが良いでしょう。

それから女性の場合はストッキングを忘れずに履きましょう（色は黒か肌色で）。

あとはアクセサリーは真珠のネックレス・イヤリングは付けてもOKです。

髪留めやインナーは黒系のものを付けましょう。

スーツは濃いめのネイビー・濃いグレー・ダークグレーで、シャツは白の無地にしましょう。

ネクタイは黒もしくはダーク系で。ほとんどの方は黒のネクタイを着用していますね。

ジャケットを着るならシングルやダブルで。

靴下や靴も黒いものを身に付けましょう。

タイピンや靴などに金具のついているものや、腕時計は初盆・新盆では着用しないように気を付けてください。

また性別問わず施主や遺族より礼服の格式が高くならないように注意しましょう。

学生なら制服があるから大丈夫だよね～♪と思いがちですが、私服の学校だってもちろんあります。

特に小学校だと制服がないところの方が多いのではないでしょうか？

女の子なら白いブラウスに黒・紺色のスカートを、男の子なら白いカッターシャツに黒・紺色のズボン。

靴下と靴は男女共に黒にしましょう。

靴はできれば革靴が好ましいですがなければスニーカーでも大丈夫です。

以上初盆・新盆での服装についてお話しました。

初盆・新盆は地域によって服装が違うことがあるので、記事内にあげた平服ではなく普段着で行う地域もあると思います。

なので先方から服装について何も伝えられていない場合は、まずどんな服を着て行けばいいか確認することをオススメします。

確認しておけば自分だけ服装が違った(ﾟдﾟ ; )と当日冷や汗をかかなくて済みますし＾＾

初盆・新盆への服装はどうしたらいいんだろう…と悩んでいるあなたに、今回の記事が参考になればうれしいです。