新盆は地域によって読み方が違う?新盆と初盆の違いはあるの?
故人が亡くなってから49日目を過ぎてから迎えるお盆のことを新盆と言いますね。
しかし新盆のことをにいぼんという人もいればしんぼんという人もいます。
新盆は地域によって読み方が違うのでしょうか?
また新盆と初盆の違いはあるのか?
今回は新盆の読み方についてと新盆と初盆の違いについて調べてみました。
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新盆と書いてなんて読む?
新盆はにいぼん・あらぼん・しんぼんなどいくつか読み方があります。
地域によって読み方が違ってくるのがちょっと面白いですね。
ただ辞書では新盆はにいぼんと書かれており、多くの人はにいぼんと呼んでいるようです。
そのためしんぼん・あらぼんと読むのは少数派になりますね。
新盆と初盆はなにか違いがあるの?それとも一緒の意味なの?
人が亡くなったあとはじめて迎える盆のことを新盆・初盆と言いますが、新盆と初盆って何か違いがあるのでしょうか?
使い分けやこういうときが新盆であんなときが初盆!と決まりがあるとか?
新盆の読み方の違いのように新盆と初盆も地域によって違うようです。
つまり意味は新盆も初盆も同じく「はじめて迎えるお盆」のこと。
ちなみに関東では新盆、関西や中部は新盆も初盆も人によって両方使われることが多いようですね。
また茨城県では入盆(にゅうぼん)と呼ぶ地域もあるんだとか。
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お盆と新盆・初盆の違いは?
新盆・初盆は人が亡くなってから49日を過ぎて最初に迎えるお盆のこと。
なくなってから1年以上経っているのが通常のお盆です。
ただ亡くなってから49日を過ぎる間にお盆を迎えてしまう場合は翌年が新盆になります。
例えば2016年の8月上旬に亡くなられた場合は49日を過ぎる前にお盆が来てしまいますよね。
この場合は2017年のお盆に新盆を迎えることになるんです。
お盆の期間っていつからいつまで?地域によって違うの?
お盆っていつにあるの?と聞かれたら多くの方は8月と答えると思います。
ただお盆って実は必ずしも8月というわけではないんですよね。
地域によっては7月にお盆を迎えるところもあるんです。
お盆の期間は7月13日から7月16日、8月13日から8月16日のふたつの期間があります。
他にも東京の一部の地域や岐阜県などは8月1日からがお盆という地域もありますし、沖縄では8月20日前後がお盆の期間という地域もあります。
しかし7割方は8月15日前後にお盆の行事を行うため、一般的には8月15日前後がお盆のイメージが強いかもしれませんね。
日本の行事や言葉って地域によって違うのが多い気がする
故人が亡くなってから49日目以降にお盆を迎えるのが初盆・新盆ですが、地域によってそれを初盆・新盆と呼ぶのは違うんですね。
また中でも新盆は地域によって読み方が違うのには驚きました。
日本って言葉や行事が地域によってちょっと違ったりするのが、おもしろいところでもあり面倒で大変なところでもありますね。
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