肌トラブルを引き起こす花粉症皮膚炎の対処法と予防
2016/02/04
花粉によって肌全体がかゆくなったりカサついたりと肌トラブルを引き起こす花粉症皮膚炎。
花粉症により一日中鼻をかんだり目をこすったりと短時間で摩擦行為を繰り返すことで、花粉症皮膚炎になってしまう可能性が。
そんな花粉症による肌荒れを起こしてしまったときはどうすれば良いのでしょうか?また花粉症皮膚炎を予防する方法はないのかな?
今回は花粉症皮膚炎による肌荒れの予防と対策を紹介していきますね。
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普通に生活するのに支障を来たすほどひどい場合は早急に皮膚科へ
花粉症皮膚炎は肌を守るバリア機能が低下することにより起きる症状です。ひどいときはメイクができないばかりか、化粧水すら痛くてつけることができないことも。
花粉症皮膚炎の症状がひどい場合は皮膚科を受診することをオススメします。
肌全体がかゆくてかきたいのはわかりますが…
肌がかゆい場合はできるだけかかないようにしましょう。ちょっとだけと一度かいてしまうとかゆみがドンドン増していって、もうかかずにはいられなくなってしまうからです。
かゆい肌をかくことで神経が敏感になるため負の連鎖が起きてしまうため、一度かいたらかゆみが増してしまうんですね。
もし肌がかゆくてたまらないときは軽く叩いてかゆみを紛らわしましょう。
花粉症皮膚炎を起こしている肌はとても敏感
花粉症皮膚炎になったらいろんな化粧品を併用するのはやめておきましょうね。
でも化粧品を何もつけないのは肌が乾燥してマズイです。薬局などで売っているワセリンを薄く塗るといいですよ。
肌が敏感になっているときは複雑な化学構成の化粧品を使うとかぶれやすいので、成分構成がシンプルなワセリンが大活躍という訳です。
ファンデーションはリキッド・クリームタイプは避けること
皮膚炎を起こしている肌へのメイクは、肌への負担を軽減するルースパウダーorパウダーファンデーションがオススメ。
クリームやリキッドタイプは添加物が多く配合されているので、花粉症皮膚炎の肌には向かないです。
またメイクは必要最低限のものだけにします。花粉症皮膚炎によって敏感肌になっている状態では摩擦にとても弱いので、メイクの成分でダメージを受けてしまうからです。
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花粉症皮膚炎の予防するには何をすればいい?
春は肌が弱りやすい時期
春は気温や温度の変化がおおきいので意外と肌が乾燥しやすいんです。冬から春になるにしたがって紫外線も増えてくるため、春は肌の負担が大きくなる季節なんですね。
なのでこの時期に新しい化粧品に変えるという攻めの行動は避けた方が良いでしょう。
栄養素があるものを食べて内側から強い肌を作る
また内側から抵抗力を上げるために食事にも気を使うと良いです。
肌の潤いや粘膜を維持してくれるベータカロテン・ビタミンA(ホウレンソウやニンジンなど緑黄色野菜)。
肌の保湿やかゆみを抑えるビタミンC(赤・黄ピーマンやゆずなど)。
血行を促進してくれるビタミンE(たらこやいわしなど)。
バリア機能を高めてくれるタンパク質(魚や赤身肉や大豆など)。
皮膚を再生し代謝や免疫をアップしてくれる亜鉛(かきやチーズや大豆など)。
肌に潤いを与えてくれる卵やナッツなど。
献立など考えて作るのが大変ですが体の内側からパワーを得るには、やはり食べ物に含まれる栄養素は重要です。先ほどあげた栄養素が含まれる食べ物を積極的に食べるようにしてくださいね。
ストレスに打ち勝つために十分な睡眠を
肌にダメージを与えるストレスに打ち勝つためにも、しっかりとした睡眠は大切です。寝ている間に肌は作られるので、睡眠が足りないと肌はそれだけ弱ってしまいます。
肌のゴールデンタイムと言われる入浴後から3~4時間後には寝れるとベストですね。できれば夜の10時から11時には就寝できると良いでしょう。
花粉症皮膚炎の対処法と予防まとめ
かゆみがひどいなど生活に支障を来たすレベルなら早めに皮膚科へ行きましょう。
肌がかゆくてもかかないようにします。かゆみが我慢できないなら軽く叩いたりしてかゆみを紛らわせましょう。一度かいてしまったらドンドンかゆくなるという負のループに陥ります。
花粉症皮膚炎のときはいろんな化粧品を併用せずワセリンを薄く塗る程度に。メイクも必要最低限に抑えてルースパウダーorパウダーファンデーションを使うこと。
花粉症皮膚炎を予防するには強い肌を作れる栄養素が含まれている食べ物を食べ、睡眠をしっかりととること。できたら入浴後3~4時間で10時から11時に寝れれば一番良いです。
厳しい寒さが終わりポカポカと暖かい春が来るのは嬉しいですがこの時期は肌へ負担がかかりがち。花粉症で鼻水やかゆみだけでなく肌も症状を起こしてしまったら大変です。今から春のことを考えて食事と睡眠に気を付けてくださいね。
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