中秋の名月2016年はいつ?月見団子をお供えする意味とは
2016/07/06
中秋の名月にお月見を楽しむのが秋の風物詩ですよね( ´∀`)
そしてお月見というと十五夜を連想しますが、中秋の名月と十五夜って何か違いがあるのでしょうか?
またどうしてお月見をするときお団子を用意するのでしょうか?
今回は2016年の中秋の名月はいつなのか、お月見で月見団子をお供えする意味や、中秋の名月と十五夜の違いはあるのかなどの情報をお伝えします。
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そもそも中秋の名月とはどんなもので十五夜との違いはあるの?
中秋の名月とは旧暦の8月15日のお月様のことを指しています。
現代とは違って旧暦では7月~9月が秋だったんですね。
ちょうど秋の折り返し地点だった8月15日を”中秋”と呼んでいたんです。
それから中秋の季節にキレイな月が見ることができるので、”中秋の名月”と言われるようになったんですね。
空気が乾燥して澄んでいる秋は、他の季節よりも月がハッキリと見えるのでお月見に向いている時期なんですよ。
中秋の名月は何をする行事なのかといいますとお月見をする日です。
ただ中秋の名月の正確な由来はまだわかっていないようですね。
中秋の名月の由来は2説あり、”稲の豊作を祈るためのお祭り”という説と、”イモ類の収穫祭だった”という説のふたつあります。
そんな中秋の名月と十五夜は何が違うのでしょうか?
十五夜も中秋の名月と同じように旧暦の15日の夜のことを指します。
ただ中秋の名月は旧暦の8月15日のことを指しますが、十五夜は旧暦のその月の15日のことを指します。
つまり中秋の名月と十五夜の違いは、中秋の名月は旧暦の8月15日の1日だけですが、十五夜旧暦の8月だけでなく毎月15日にあることですね。
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2016年の中秋の名月はいつなの?
それでは2016年の中秋の名月は一体いつなんでしょうか?
旧暦と新暦では1カ月ほどズレがあるため、現在では9月7日~10月8日の間に訪れる満月の日を中秋の名月と呼んでいるんですよ。
2016年の中秋の名月は9月15日(木曜日)になります。
中秋の名月だからって必ず満月ではない
先ほど満月の日を中秋の名月と言いましたが、実は必ずしも満月になるとは限らないんです。
中秋の名月は旧暦8月15日と日付が決められていたため、中秋の名月の日が必ずしもキレイな満月が見れるというわけではありませんでした。
ただ月の周期(およそ29.5日)の真ん中にある15日前後は必ず満月になるので、中秋の名月に満月でない場合でもほぼ満月状態のキレイな月を見ることができます。
中秋の名月の日にお月見をするのが大切なので、当日満月になっているかどうかはあまり気にせず月を楽しみましょうね( ´∀`)
お月見で月見団子をお供えする意味って?
お月見といえば月見団子ですが、どうしてお月見をするとき月見団子をお供えするのでしょうか?
お米でつくった真ん丸な月見団子は満月を連想させるため、月見団子をお供えするのは健康やしあわせを祈るという意味があるんですよ。
また昔のお月見の時期はお米の収穫時期だったので、豊作になるように祈る意味もあったんですね。
まとめ
中秋の名月とは旧暦の8月15日のお月様のこと
旧暦の8月15日はちょうど秋の中間だったので中秋と呼ばれた
時期的に月がキレイに見えることから中秋の名月と言われるようになった
中秋の名月の由来は正確にはわかっていないが2説ある
”稲の豊作を祈るためのお祭り”と”イモ類の収穫祭”の2説
中秋の名月と十五夜の違いは中秋の名月は旧暦の8月15日の1日だけだが、十五夜は毎月15日と月に1回あること
2016年の中秋の名月は9月15日(木曜日)
中秋の名月は必ずしも満月になるとは限らないが、満月でなくともほとんど真ん丸なのでほぼ満月
お月見でお団子をお供えするのは”稲の豊作を祈る”意味と”健康やしあわせを祈る”意味がある
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