紫外線対策は子どもにこそ必要!日焼けは健康に悪影響を及ぼす可能性が
2016/02/04
以前までは日光浴や日焼けは子どもの健康に欠かせないものと信じられていました。太陽光線を浴びるのは体に良いことだと。ですがこの言い伝えには科学的根拠は何もなかったんです。
現代では母子手帳から日光浴を勧めていた文が消去されています。紫外線による子どもへの悪影響が懸念されるようになったからでしょう。
今回は紫外線は体にどんな影響があるのか?子どもの紫外線対策は何をしたらいいのか?といった紫外線に関することをひとつずつお話していきますね。
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大人より子どもの方が紫外線の影響を沢山受けている
紫外線を浴び過ぎて日焼けすると皮膚がんになるリスクが高くなるため年齢問わず紫外線対策はした方がよいです。
ただ大人よりも子どもの方が皮膚がんや目のダメージによる白内障などを発症するリスクが高いんです。
体が未熟で成長が盛んな子どもは大人よりも環境に対して敏感ですし、室外で過ごす時間が多いので紫外線を浴びる機会が多いですよね。また生涯に浴びる紫外線量のほとんどは18歳までの子ども時代に浴びることになります。これらの理由により子どもにもしっかりと紫外線対策が必要なんです。
でも日焼けしても1週間も経てば健康そうな肌の色に戻るけど…
子どもの頃は強い太陽光線をいっぱい浴びても1週間ほど時間が経てば肌の色が戻ってきます。
このようにすぐに回復するため問題ないじゃん…と思ってしまうのが怖いところ。紫外線による肌へのダメージは20歳を過ぎたころから出始めます。
また子どもの頃から毎日強い紫外線を浴び続けていると皮膚がんが発症しやすいと言われています。皮膚がんのおよそ80パーセントは紫外線が当たりやすい肌の部分で発症しているんです。
皮膚がんは時には命を奪うこともある恐ろしい病気です。また外科的手術を受けたらその後の生活は今までと同じようには過ごせないことも多いです。
なので皮膚がんにならないためには子どものころからしっかりと紫外線対策をする必要があるんですね。
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紫外線対策は子どもでも変わらず帽子+日焼け止め
子どもが外出する際は必ず帽子を被せるようにします。またできるだけ日陰で遊ぶように言っておくとよいでしょう。遊びに夢中で全然日陰に入らないかもしれませんが^^;
長時間外で遊ぶ場合は帽子にプラスして日焼け止めを塗っておきます。
日焼け止めは子ども用として販売されているものがありますのでそちらがオススメ。子ども用の日焼け止めは紫外線散乱剤が含まれているものが多く、塗るとちょっと白くなりますが日焼け止めでアレルギーを起こすことがほとんどないからです。敏感肌の人も紫外線散乱剤が含まれている日焼け止めを使うとよいですよ。
紫外線散乱剤が含まれている日焼け止めはノンケミカルサンスクリーン・紫外線吸収剤無配合・紫外線吸収剤フリーといった表記がされていますのでご参考に。
ただ日焼け止めが紫外線対策としてパワーを発揮するのは皮膚の上にあるからこそ。1回日焼け止めを塗ったら1日中はそれでOKという訳ではなく、2~3時間ごとに塗りなおす必要があります。
紫外線による影響と子どもの紫外線対策まとめ
昔は太陽光線は体にいいものだと言われていたが現代では紫外線による悪影響が懸念されるようになった。
紫外線対策は年齢問わず必要だが子どもは大人よりも敏感なため紫外線の影響を受けやすい。子どものころに大量に紫外線を浴びることで皮膚がんや白内障を発症するリスクが高まる。
紫外線による体への影響は大人になってから現れることに注意すること。
子どもが大人になってから紫外線の影響で体に悪影響があったら大変です。
日焼け止めはおしゃれに入るからダメなんていう人もいますが、海外では皮膚がんを発症するリスクが高まることを考えて子どもにも日焼け止めを塗ることは当たり前です。子どもに日焼け止めを塗らないと虐待扱いになるほど常識的に考えられています。
お子さんの健康のことを思うなら今のうちからしっかりと紫外線対策はしておきましょうね!もちろんあなた自身も日焼け止めを塗るなど紫外線対策を行うのもお忘れなく。
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