五月人形を飾るのはいつからいつまで?選ぶポイントは?
2016/02/04
子どもの日(端午の節句)の五月人形を飾る時期はいつからいつまでなんでしょうか。
当日だけ飾るのか前々から飾るのか…わからないと困っちゃいますよね。
また五月人形を買うときにはどのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか?
今回は五月人形を飾る時期と五月人形を購入する時どのようなことに気を付けて選べばよいかお話していきますね。
スポンサーリンク
端午の節句のお祝いで飾る五月人形は内飾りと外飾りの2通りある
子どもの日に飾るものといえば鯉のぼりや兜ですね。
五月人形には内飾りと外飾りの2通りあるんですが言葉からどちらが外でどちらが内かわかると思います。内飾り(武士人形など)は屋内に飾る飾りで、野外に飾る飾りが外飾り(鯉のぼり)になります。
内飾りである兜や武士人形は男の子の無事な成長を祈って飾り、外飾りである鯉のぼりは男の子の立身出世を祈って飾ります。
意味を考えると子どもの日には出来れば内飾りも外飾りどちらも飾りたいですね。ただそうするとお金がかかりますし飾る場所がないということもありますので、お家で相談してどれを飾るのか決めるのがよいと思います。
飾る意味はわかったけど五月人形はいつ飾ればいいの?
五月人形を飾る時期は正式にこの日だよ~とは決められていませんが、いったいいつ頃飾ればよいのか気になっちゃいますよね。
一般的には内飾りも外飾りも飾る時期は一緒で春分の日を過ぎたころから出すようです。
内飾りである五月人形は春分の日が過ぎたころから飾り出し、外飾りである鯉のぼりは4月上旬に出すのが多いみたいです。
ひな祭りが終わったころに売り始める五月人形
初節句に五月人形を買うなら3月下旬~4月初旬にかけて買うのがよいでしょう。
ひな祭りが終わると一斉に五月人形が出始めるのでその時期にお店に足を運べば、いろんな五月人形を見比べしてじっくり選ぶことができますよ。
また人気がある五月人形はすぐに売り切れてしまうこともあるので、余裕を持って吟味して好みの五月人形を選ぶようにしましょうね。
五月人形選びはまず予算を決めること
五月人形を買うならどのくらいの価格のものを買うかまず決めましょう。その予算の中から気に入った人形を選ぶようにします。
五月人形であれば武者飾りなら10万円から15万円・鎧飾りなら15万円から30万円・兜飾りなら10万円から20万円程度を目安に考えるとよいでしょう。
また今住んでいる家だけでなく実家と共同で五月人形を買うなら、お金の問題だけでなく置き場所を含めてよく話し合ってから決めるようにしましょうね。
スポンサーリンク
兜や鎧がメインのものかケース入りの物がいいのか
予算が決まったらどんなタイプの人形にするか考えます。鎧着人形をメインにしたセットや兜をメインにしたセットなどいろんな種類の人形があります。
どのくらいの大きさのものなら窮屈すぎず部屋にピッタリなのか、飾る場所や室内の広さを考えて人形を選びましょう。
安さだけを強調しているお店で買うのはやめる
人形の価格はわかりにくいため価格の安さだけを強調して広告して販売しているお店もあります。
また30万円の人形を15万円で販売していますといった2週価格の表示広告にもお気を付けください。大幅に値引きしていてお得に感じますがほとんどの場合元の30万円という価格に根拠はないからです。
それから人形セットはそれぞれ分業で作られているためメーカー1社でセットすべてをつくることはありません。製造直売や産地直売といった宣伝を謳っている販売店にも注意しましょう。
節句人形アドバイザーがいるお店で買うと安心
節句人形販売のプロである節句人形アドバイザーがいるお店なら、予算や人形の設置などに対して相談することができますし適切なアドバイスをもらうことができます。
節句人形アドバイザーは(社)日本人形協会が実施しているきびしい試験に合格している人たちなので、人形に関していい加減なアドバイスをされることはないので安心です。
一般社団法人日本人形協会のサイトにて節句人形アドバイザーがいる店舗を探すことができるので、近くに節句人形アドバイザーがいる店舗はないかどうかチェックしてみてくださいね。
一般社団法人日本人形協会のサイトはこちら→http://www.ningyo-kyokai.or.jp/shop/adviser.html
五月人形を飾る時期や選び方のポイントまとめ
五月人形には内飾り(兜など人形)と外飾り(鯉のぼり)の2通りある。
どちらも春分の日を過ぎたころから飾ることが多い。内飾りは春分の日が過ぎたころから・外飾りは4月上旬からが一般的。
初節句に人形を買うなら3月下旬~4月初旬がねらい目。
五月人形を買うなら最初に予算を決めて生活スタイルや置く場所を考えてどのタイプの人形を買うか決める。
安さだけを物凄く強調した広告や2重価格表示をしているお店で買うのは避けた方がよい。
節句人形アドバイザーがいるお店でどんな五月人形を買うか相談しながら買うのがベスト。
スポンサーリンク