美味しいたけのこの選び方は?たけのこにはどんな働きがある?
2016/02/04
お店や食卓にたけのこが並んだらもう春なんだなぁと感じますね。
そんな春を知らせてくれる食材であるたけのこですが、おいしいたけのこを選ぶにはどのようなポイントに気を付ければいいのでしょうか。
またたけのこにはどんな栄養素が含まれていてどんな効果が期待できるのかな?
今回はおいしいたけのこの選び方のコツやたけのこに含まれる栄養素や働きについてお話しますね。
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美味しいたけのこを選ぶときのポイント
たけのこの皮の色がうすく伸びすぎていないものを選びます。
皮の色が濃いと日に当たる時間が長かったもので、たけのこは日に長く当たるとアクがつよくなるからです。また伸びすぎていてもアクがつよくなるので、皮の色が薄く伸びすぎていないたけのこを選ぶようにしましょう。
皮の部分は乾燥していないものでしっとりとしているたけのこを選びましょう。
それからたけのこの根本の回りを見ると赤いブツブツしたものがありますよね。この赤いブツブツが多いとアクが強いのでなるべく少ないものを探しましょう。
また細いたけのこより太くて短いたけのこの方がおいしいと言われています。
たけのこに含まれている栄養素とその働き
たけのこが食卓に並ぶと春だなぁと感じますが、たけのこって100gあたり約26キロカロリーとヘルシーなのでダイエット中の人にはうれしい食べ物ですね。
それにたけのこには美容や健康に気を付けている人にとってはうれしい要素が豊富に含まれている食材なんですよ。
たけのこに含まれている栄養素にはビタミンB1・B2・B6・ビタミンC・E、食物繊維、カリウム、アスパラギン酸、グルタミン酸、チロシン。
便秘解消といえばこの栄養素・食物繊維
食物繊維には便秘を解消・予防や大腸ガンの予防のほかに、体の中にある余分なコレステロールを排泄してくれたり、急激に血糖値が上がってしまうのを抑えてくれる働きがあるんですよ。
また食物繊維が含まれている食材を食べると、胃の中で水分を吸収して膨らむため空腹感を抑えることができるという効果もあります。
最近便秘気味なんだけどダイエットもしているんだ…という方は、たけのこなど食物繊維が含まれている食べ物を食べるといいですよ。
余分なナトリウムを排出してくれるカリウムはむくみ予防に
たけのこはカリウムが豊富な食材で、カリウムには余分な塩分であるナトリウムを排泄してくれる役割があります。
なのでたけのこは高血圧にも効果的なんですよ。
それから余分なナトリウムはむくみの原因ともなりますので、そのナトリムを排出してくれるカリウムが豊富に含まれているたけのこを食べればむくみ予防にもなりますね。
肌の潤いを保ってくれるグルタミン酸
グルタミン酸は肌の潤いを保ってくれるほかに内臓脂肪や皮下脂肪を蓄積するのも防いでくれます。
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やる気を高めたりストレスを軽減してくれる作用があるチロシン
チロシンにはストレスを少なくしたりやる気を高めてくれるなどの作用がある成分です。
たけのこを茹でた後に切ると白い粉が出てきますよね?
実はこの白い粉がチロシンという成分なんです。
疲労回復が期待できるビタミンB1とアスパラギン酸
ビタミンB1は疲労回復の作用がありスタミナをアップすることができますね。
最近体力がなくてエネルギー不足かも…疲れやすいし…というあなたは、ビタミンB1が含まれている食べ物を積極的に食べるといいですよ。
ちなみにアスパラギン酸もビタミンB1と同じく疲労を回復してくれる作用があります。
体の中の余分な脂肪を燃やしてくれるビタミンB2
ビタミンB2には体内の余計な脂肪を燃焼させてくれる作用があります。ダイエット中の人にはうれしい作用がある栄養素ですね。
他にも皮膚や粘膜の健康を保ってくれる働きがビタミンB2にはあります。
健康的な肌や爪をつくってくれるビタミンB6
ビタミンB6は健康的な髪・爪・肌をつくる働きがあります。
ほかにはホルモンバランスを整えてくれる作用があるので女性の場合は月経前の症状を和らげてくれる働きが期待できますよ。
ソバカスやシミを防いでくれるビタミンCとビタミンE
ビタミンCには強い抗酸化力がありソバカスやシミを防いでくれます。
またビタミンEも同じく強い抗酸化力をもっており、血液の循環をよくしてくれるので冷え性の人の強い味方になってくれる栄養素です。
ただしたけのこの食べすぎには要注意
たけのこにはむくみをとる作用や疲労回復や便秘予防など美容や健康によい栄養素がたくさんありますが、だからといってたけのこを食べすぎてしまうとアレルギーに似た症状や吹き出物が出ることがあるので注意してください。
たけのこはアクが強い食べ物なのでたくさん食べるのではなく適度な量でおいしくいただきましょうね。
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