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アスパラガスの育て方と注意するポイント

      2016/02/04

アスパラガス
アスパラガスは植えてから5年から10年ほど長く収穫できるのでとってもお得な植物です。

今回はそんなアスパラガスの育て方(プランターでの育て方)と注意することについてお話していきますね。

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初めてでも育てやすいアスパラガス

アスパラガスは一度植えてしまえばお手入れをする必要がほとんどないため、アスパラガスはお手軽&簡単に育てられる野菜なんですよ。

ただしお手入れがほとんど必要ないといっても、栽培を適当にしていると育てるのに失敗してしまうので気を付けましょう。

 

アスパラガスは収穫するまでに根気が必要

アスパラガスは種から育てると収穫するまでに3年ほどかかるので根気が必要です。

最初に収穫するまで3年と長く我慢しなければいけませんが、一度成長すれば毎年10年ほどはアスパラガスを収穫することができますよ。

 

種からよりも苗から育てるのをオススメします

アスパラガスは種からも育てられますが手間がかかるので、初めて野菜を栽培するなら尚更苗から育てた方がよいと思います。

アスパラガスの苗は春先ごろにお店に並びます。

苗は為を撒いてから1年以内のものと2年以内のものがありますが、アスパラガスをなるべく早く収穫したいという場合は2年以内の苗を選ぶといいでしょう。

苗を選ぶ際はとにかく大きいものを選ぶようにしてくださいね。

 

プランターでアスパラガスを育てるなら深型のものを

プランター
アスパラガスは1~2メートルまで根っこが成長しますし、生育期には高さが1~1.5メートルまで大きくなるんです。

なのでプランターでアスパラガスを育てる際は20センチから40センチの小型以上のもので、深型タイプのプランターを選んでくださいね。

それからアスパラガスは長期間栽培することができるように、プランターは壊れにくい丈夫なものを選ぶようにしてください。

アスパラガスを1株だけ育てるというなら植木鉢でも育てることはできますよ。

 

アスパラガスを育てるときの土はどうすればいい?

アスパラガスを育てるときの土ですが市販の培養土を使うといいと思います。

それからアスパラガスは多湿が嫌いな野菜ですので、プランターの底に赤玉土を底が見えなくなる程度に敷き詰めます。

赤玉土を底に敷き詰めることで水はけがよくなるので、アスパラガスが嫌う多湿を避けることができますよ。

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アスパラガスにはしっかりと肥料を与えることが必要

アスパラガスは生育期間が長い植物なので最初に元肥をしっかりと与えることが重要になります。

1回目の収穫が終わってから追加で肥料を与えるようにしましょう。

追肥のタイミングは1回目は春先の収穫が終わったあとに、2回目は8月から9月の新芽が出る前に、3回目は2~3月の目出しを助けるために与えていきます。

1株あたり10gほどの化成肥料を与えてくださいね。

 

アスパラガスの苗の植え方はどうやるの?

アスパラガスの苗が売られるころは春先なので問題ないとは思いますが、苗は4月上旬から5月上旬に植えるようにします。

30センチから40センチほど間隔をあけてアスパラガスの苗を植えつけましょう。

アスパラガスの苗を植え終えたらしっかりと水やりをしてあげてくださいね。

 

乾燥に強いアスパラガスは水のやり過ぎに注意

じょうろ
アスパラガスは乾燥に強いんですが多湿には弱い植物です。

水のやり過ぎはいけませんが水を全く与えないのもよくありません。

夏場は特に葉が乾燥しやすいので注意しましょう。

アスパラガスの水やりですが土が乾いたら水を与えるように心がけていれば大丈夫です。

 

アスパラガスは冬場の対応に要注意

冬
アスパラガスは秋の終わりごろになると茎葉が黄色く変色するんですがその部分は刈り取ってください。

刈り取った葉が土に散らばってしまうと後々病気の原因となってしまいます。

なので黄色く変色した茎葉を刈り取った後は注意深く丁寧に片付けてくださいね。

また冬の間アスパラガスを何もせずにそのまま放っておくと、凍害にあってしまい茎枯病になりアスパラガスが枯れてしまいます。

堆肥や籾殻などで表面を覆ってあげてアスパラガスを寒風から守ってあげてくださいね。

アスパラガスがよくかかる病気とその対策

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アスパラガスがよくかかる病気として葉枯病・立ち枯れ病・斑点病があります。

葉枯病は最初は褐色の斑点ができて段々葉の色が黄色くなります。

立ち枯れ病は急にツルが衰えてしまい垂れ下がり最終的には枯れてしまいます。

斑点病はカビなど寄生により葉に斑点ができてしまい最終的には枯れてしまいます。

どの病気にしても土・水やり・通気性に気を付けていれば病気にかかることを避けることはできます。

病気を防ぐための土づくりと適度な追肥・水やりを行ってアスパラガスをしっかりと管理しましょう。

それから害虫がいた場合は早急に駆除してあげてくださいね。

アスパラガスを育てている周辺に雑草が生えていたり害虫の被害を受けている野菜があると、アスパラガスにも害虫が発生しやすくなるので注意しましょう。

害虫が発生しにくい環境にするために定期的に草刈を行ってください。

アスパラガスの育て方と注意点のまとめ

お手入れがほとんど必要ないアスパラガスは比較的簡単に育てられる野菜なので初心者でも安心して育てられる。

アスパラガスは収穫できるまで3年かかるが一度育ててしまえば毎年10年ほどは収穫できる。

プランターでアスパラガスを育てるなら小型以上のもので深型のプランターを選ぶこと。また長期間栽培することを考えて壊れにくくて丈夫なプランターを探すこと。

アスパラガスは多湿が嫌いな野菜なのでそこに赤土玉を敷き詰めることを忘れずに。土は自分でつくるより市販の培養土を利用した方が簡単。

土が乾いたらアスパラガスに水やりをすること。水は与えすぎも与えなさすぎもよくないので注意する。

秋の終わりごろに茎葉が黄色く変色した部分は刈り取ること。刈り取った葉が土に散らばると後々病気の原因となるので丁寧に片付けすることをお忘れなく。

アスパラガスの病気を防ぐには土づくりと適度な肥料・水やりを行うのが大事。

害虫は見つけ次第早急に駆除すること。定期的に草刈をして害虫が発生しにくい環境を整えるのも大切。

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