防災の日に再確認!災害に備えて役に立つ防災グッズまとめ
2016/07/07
9月1日は防災の日なのでこの機会に防災グッズを今一度確認してみてはいかがでしょうか?
今回は災害時に役立つ防災グッズや地震に備えてやっておくこと、防災の日と呼ばれるようになったのはいつからか、などをお伝えします。
スポンサーリンク
災害に備えて用意しておきたい役に立つ防災グッズとは?
水
水は飲むにはもちろんトイレやお風呂など生活水としてもたくさん使うため、水はあればあるだけ良いですね(1人1日3リットル×3日で9リットルが目安)。
市町村からの配給や給水車がきたりもしますがすぐに来るとは限りません。
水の配給や給水車行き渡るまでのつなぎとしても水はあった方が良いです。
また給水で水を受け取るのに入れ物をどうするのか?
給水用の袋はもらえると思いますが、小さい袋なので水はすぐになくなります。
水をたくさん入れられて持ち運べるのはポリタンクですね。
更に台車があれば水を入れて重たくなったポリタンクも楽に運べますよ。
ウェットティッシュ
被災地では水は貴重なので普段のように毎日お風呂に入ることができません。
ウェットティッシュがあれば顔やからだをサッと拭けるのでオススメです。
また普段と同じように手を拭いたりするのにもバッチリ使えます。
アルコールが含まれているウェットティッシュだと消毒もできるため衛生面で役立ちますが、アルコールがスースーするので冬場だとからだを冷やしてしまうのが難点ですね。
生理用品
いつ被災するかわからないため生理用品もしっかりと準備しておきましょう。
ナプキンはもちろん生理痛の症状を和らげるために薬も用意しておくと更に良いですよ。
生理用品には様々な種類がありますが少しかさばっても種類があると便利です。
同じ避難所にいる方で生理用品がなくて困っている女性と助け合うことができるからですね^^
また生理中でなくともおりものシートがあると便利ですよ。
水道や電気などライフラインが断たれてしまい、お風呂はもちろん衣類の洗濯もできなかったりします。
そんなときおりものシートがあれば、同じ下着を履いていてもシートさえ取り替えていれば数日は過ごすことができますよ。
毛布やひざかけなど
毛布やひざかけは暖を取ることはもちろん、家の中で皿などが割れて危険な状態でも分厚い毛布を敷いてその上を歩けば、靴を履かなくても怪我をすることなく移動でき室内を片付けることができます。
また避難所でのプライバシーを守る目隠しにもなるので、毛布やひざかけは冬場だけでなく季節を問わず活用できますよ。
マスク
避難所では不特定多数の人が集まるため感染防止のためにマスクがあると良いです。
ほこりっぽかったり生臭いにおいで参ってしまうときも、マスクがあればある程度和らげることができるので重宝します。
マスクのようにサイズがあるものは適切に配布することが難しいので、配布することが敬遠されがちなんだとか(全サイズ用意して配らないといけませんもんね…)。
サランラップ
とにかく水が貴重なので出来る限り節水したい。
そんなときに大活躍するのがサランラップです。
ご飯を食べる際に茶碗などお皿にサランラップを敷いておくことで、洗いものが出ない=水で洗わなくて済む=水を節約できるという訳です^^
もちろん普段のように食べ物にラップをかけたり包んだりして保存する方法でも活躍しますよ。
他にもサランラップをからだに巻くことで防寒対策になったり、怪我をした際に包帯代わりに巻いたり、汚れたところに座るときはサランラップを敷いて衣類を汚さないようにしたりなど色々使えるので、防災グッズにはサランラップを入れておくことをオススメします。
ビニール袋
サランラップと同じようにいろいろ使えるのがビニール袋。
同じく食器に被せることで洗い物を出さない=水を節約できますし、大きめのビニール袋なら首を通す穴をあければポンチョ代わりにもなります。
非常食
カロリーメイトやゼリーなど非常食も用意しておきましょう。
また非常食ではありませんが飴やチョコなどのお菓子があると、空腹を紛らわすこともできます。
チョコなど甘いものは食べるとホッと一息つけますし、震災のストレスにより食欲がなくても小さなお菓子なら食べることはできますし。
調理する必要がない上に保存をしやすいものが多いためお菓子は便利ですよ。
それにお子さんがいる場合はお菓子があると子どもを落ち着かせるのに重宝するかと。
ただせんべいや味の濃いものは喉が渇いてしまうため、お菓子を用意する際は喉が乾かないものを選んで入れるようにしましょう。
懐中電灯
電気が止まった際に役に立つのが懐中電灯です。
懐中電灯を入れる際は予備電池を入れることもお忘れなく。
手動発電式タイプだと良いですね(手を動かすので長時間使うと疲れますが)。
スポンサーリンク
カイロ
冬場は寒いためカイロや湯たんぽなど防寒グッズがあると役に立ちます。
避難所に行っても電気やガスが止まっている状態ではとっても寒いので、カイロがあると寒さをしのぐことができます。
現金
状況が落ち付いて来たら生活を再建するためにお金が必要になってきますが、災害時はATMも銀行の窓口も止まります。
ですので予め1人あたり2~3万円程度の現金を用意しておきましょう。
公衆電話を使うときの連絡用に10円玉も用意しておくことをオススメします。
災害に備えて今やっておくことって何?
まず住んでいる室内の家具配置を確認しておきましょう。
避難経路となるドア・通路・窓の前に家具を置かないようにする、寝室には背の高い家具を置かないなどして家具のレイアウトを見直します。
それから家具には突っ張り棒やL字型固定金具などを使って、家具が転倒しないように対策しておきましょう。
食器棚や窓にはガラス飛散防止フィルムを張ることをオススメします。
また食器棚には耐震ラッチを張りつけると食器を飛び出すのを防ぐことができますよ。
窓の場合はブラインドやカーテンを閉めるだけでも違います。
それから吊り下げ式照明器具の場合は地震で大きく揺れた際、天井にぶつかり割れてしまう危険性があります。
釣り糸などで複数の方向から照明器具を引っ張っておくと、天井にぶつかり落下したり割れたりするのを防ぐことができますよ。
最後に万が一を考えて消火器を用意しておくこともお忘れなく。
スプレー式の消火器だと後始末が楽なのでオススメ。
それから災害が起きた時心配なのが家族の安否ですよね。
連絡を取り合う際どこに電話したらいいのか予め家族で決めておくとスムーズに安否が確認できるのでオススメです。
災害時は電話局が回線がパンクすることを防ぐために規制されますが、公衆電話は回線規制が行われないので家族と連絡を取り合う場合公衆電話を利用しましょう。
公衆電話があるかわからなければ使うことができないため、予めどこに公衆電話があるか調べて確認しましょう。
また公衆電話は災害時無料で使うことができるんですが、使い始めには10円玉もしくは100円玉が必要になるのでお気を付けくださいね。
災害伝言ダイヤルは”171”です。
この災害伝言ダイヤルは災害時のみ利用できるサービスで、案内に従って名前やどこに避難しているかなど安否情報を録音することができますよ。
そもそも防災の日っていつだっけ?
防災の日は毎年9月1日です。
なぜ9月1日が防災の日になったのかと言いますと、1923年9月1日に関東地方で大地震が起きたからですね。
大地震により多くの死者と行方不明者を出してしまったので、防災の意識を高めようと1982年に9月1日を防災の日と制定されました。
また8月30日~9月5日は防災週間となっています。
防災週間では各地で防災訓練や防災に関するイベントが行われていますよ。
いつ来るかわからない災害には事前に準備しておくことが大切
災害はいつ来るかわからないので事前にバッチリと準備しておくことが重要です。
被害を最小限に抑えるためにも面倒くさい…と思わずに災害時のために防災グッズなど準備をしておきましょう!
スポンサーリンク