水平線の彼方へひっそりと。

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ひな祭りの由来を簡単に説明!子どもに意味を聞かれても怖くない

      2016/02/04

ひな祭り
3月3日のひな祭りは女の子が健やかに育ち幸せになりますようにと願うお祭り。

娘さんがいるご家庭なら、毎年ひな人形を飾ってお祝いしていると思いますが、「ひな祭りってなに?」「どうしてお雛様を飾るの?」と子どもに問われたとき答えられますか?去年は聞かれなかったけど今年は聞かれるかも…。今1歳だからなぜなぜ攻撃はまだだけど、将来聞かれたらちゃんと答えられるかな…。

かわいいわが子にひな祭りのことを聞かれたらしっかりと答えてあげたいですよね。その日のためにひな祭りの由来や意味を知っておきましょう!

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ひな祭りの由来は日本ではなく中国から

ひな祭りのルーツは日本ではなく、3世紀前後の古代中国から。

おにんぎょうを使ったままごとのひいな遊びと、3月上旬のへびの日に災いを人形に移すことで厄払いをする上巳節(じょうしせつ)が結びついたのが、ひな祭りと言われています。

またひな祭りは桃の節句とも言いますよね。これはひな祭りの時期が丁度桃のシーズンであること、桃そのものに邪気を払う力があると信じられていたことから、ひな祭りを桃の節句とも言うようになりました。

 

ひな人形の由来もチェック!

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ひな人形のルーツは実はひとつではなくふたつあるんです。

ひとつは人から穢れを移すための身代わりとして使われていた人形(ひとがた)で、人形は川に流してしまうので紙や草で作られていました。

もうひとつは人形(ひとがた)とは別に平安時代には人形(にんぎょう)があり、貴族のこどもたちの間でこの人形を使用したままごと遊び「ひいな遊び」が流行っていました。ひいなとはちいさくてかわいらしいという意味と、大きいものを小さくするという意味があります。

この人形(ひとがた)と人形(にんぎょう)が結びついて、穢れを移した人形を川に流す「流しひな」というものが誕生。現代に近づくにつれお人形作りの技術が発達したことで、川に流さずにお家にひな人形を飾るようになったんです。
地域によっては今でも流しひなを行っているところもありますね。

ひな祭りにお雛様を飾るのは、人形が災いの身代わりとなって受けてもらって、女の子が健やかに成長しお雛様のようにしあわせに過ごせるよう、という願いから。

ただかわいいから飾る、というわけではなかったんですね。

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ひな祭りの由来を子どもにわかるように簡単に解説

ひな祭りの由来がわかったところで、子どもにわかるように説明できるようにここで整理しておきましょう。

ひな祭りってなに?

3月3日に女の子がしあわせに健康に育つようにお願いするお祭りのことをひな祭りって言うんだよ。

なんで桃の節句って言うの?

ちょうど桃が実る季節で、桃には悪いものをやっつける力があると信じられていたことから、桃の節句って言うようになったんだよ。

なんでお雛様を飾るの?

あなたが健康に過ごせるように、人形が悪いことを代わりに受けてくれるからだよ。

あとは子どもの年に合わせて、ひな人形を川に流す風習もあったんだよーなど伝える情報を多くしていけば良いかと。

 

ひな人形に感謝しながらひな祭りを楽しみましょう

人形を川に流さずにお家で飾るようになりましたが、親が子の成長と幸せを願う風習は昔から変わりません。

ひな人形は自分の代わりに災いを受けてくれていたというのは知りませんでした。これからひな人形を飾る時は、感謝の気持ちを込めて気合を入れて飾らないといけませんね。

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