女性が貧血になる原因は?貧血になったときの対処法や予防
女性の5人に1人は貧血予備軍といわれますが、女性が貧血になる原因は何なんでしょうか?
誰かが貧血になったときの対処法や、貧血にならないための予防など、貧血についていろいろお話しますね。
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女性に貧血が多い理由とは?
貧血と聞くと男性よりも女性が多いイメージですよね。
イメージだけでなく実際も男性より女性の方が貧血になる方が多いんですが、これは男性ホルモンの量の違いです。
女性ホルモンよりも男性ホルモンの方が血液を新しくつくる指令を活発に出すため、男性ホルモンが多いと貧血になりにくくなります。
女性は男性ホルモンが少ないのも貧血になりやすい要素ですが、女性には生理・妊娠・出産などで血液を失う機会が多いので貧血になりやすいんですね。
女性の貧血になる原因はほとんどが鉄分不足
貧血の種類もいくつかありますが、女性が貧血になってしまう原因のほとんどは鉄分不足です。
鉄分が不足して貧血になるのなら、日ごろから鉄分を摂るように意識して食事をすれば貧血を予防できますね。
鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄という分類があり、レバーやマグロなど肉や魚に含まれている鉄分はヘム鉄です。ヘム鉄は体内への吸収が非常に良いのが特徴です。
ほうれん草など野菜に含まれる鉄分は非ヘム鉄なんですが、ヘム鉄より体内への吸収が悪いのです(´・ω・`)
ですが非ヘム鉄でもビタミンCやタンパク質を多く含む食べ物と一緒に食べることで、非ヘム鉄→ヘム鉄に変化するのでほうれん草などの非ヘム鉄を摂っても無駄にはなりません。
大事なのは同じ食材ばかり食べずにいろんなものをバランスよく食べることです。
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貧血気味のときに飲まない方が良いものは?
貧血気味のときは紅茶・コーヒー・ウーロン茶・緑茶には気を付けてください。
なぜならこれらの飲み物にはタンニンという鉄分の吸収を阻害する成分が含まれているからです。
せっかく肉や魚に野菜などそれぞれ適度に摂っているのに、お茶や紅茶などを飲んでしまったせいで体内に鉄分がしっかり吸収されなかった…なんてことになったら悲しいです(´・ω・`)
フラフラして疲れやすいなど貧血気味かも…と思ったときは、これらの飲み物は出来るだけ避けた方が良いと思います。
料理をするなら鉄製の調理器具を揃えてみるのもアリ
鉄製の調理器具で調理すると鉄分が染み出て料理に混ざり、鉄分を自然と摂ることができる…というのをご存じでしょうか?
鉄分と言えばひじきと言われていたひじきが、実はひじきそのものに鉄分が豊富なのではなく鉄製の釜で作っていたからひじきは鉄分が高かった…というニュースがありました。
このひじきショックのニュースにより、調理器具を鉄製にすれば効率よく鉄分を摂取できるのかも、と考えた方は少なくないかもしれませんね。
その方法はなかった!と思ったあなたは、余裕があればフライパンや鍋などを鉄製にしてみるのも良さそうです。
身近の人が貧血で倒れたとき…どう対処すればいい?
貧血でダウンしてしまった人が近くに居たらどうすればいいのでしょうか?
まず横になれるスペースを探して寝かせてください。横になれる場所がなければイスに座らせます。
寝かせたらベルトやボタンなどからだを締め付けているものを緩めてあげます。
最後に上着やあれば毛布などをかけてからだを温めてあげてください。
たかが貧血と思うことなかれ
貧血になると失神や立ちくらみが起きたり、酷いときは動悸や息切れなども起こることがあるので非常につらいです。
人によっては貧血になるとからだが思うように動かなくて布団から出れない…なんてことも。
そんなつらい貧血を予防するには鉄分を摂るようにして、からだが鉄分不足にならないように日頃から意識して食事をするようにしましょうね。
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