ポインセチアがクリスマスで使われる理由と花言葉!来年も赤くする方法
2016/09/09
クリスマスの花と言えば赤いポインセチアですね( ´∀`)
街中でもクリスマスが近づいてくるとポインセチアの花を見かける機会が多くなります。
しかしなぜクリスマスにポインセチアが使われるようになったんでしょうか?
今回はポインセチアがクリスマスに使われる理由やポインセチアの花言葉などをお伝えします。
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ポインセチアをクリスマスに飾るのはなぜ?
赤色と緑色が鮮やかなポインセチアはクリスマスカラーでまさにクリスマスの花って感じですよね。
しかしなぜポインセチアをクリスマスに使うようになったんでしょうか?
ポインセチアの原産地はメキシコと中央アメリカなんですが、メキシコではポインセチアは「ノーチェ・ブエナ」と呼ばれているんです。
「ノーチェ・ブエナ」には「聖夜」という意味があり、ポインセチアの形がベツレヘムの星(クリスマスの星)に似ていることからクリスマスに飾るようになったと言われています。
またポインセチアの色も大きく関係しており、元々クリスマスでは赤いものを飾る習慣があったんです。
赤色は「キリストが流した血」をイメージしているんですが、ポインセチアは冬の花で季節に合うのと赤いのでピッタリだったんですね。
それから緑色は「永遠の命」を表すのでポインセチアはクリスマスのイメージにバッチリだったので使われるようになりました。
花言葉
ポインセチアというと赤いイメージが強いですが白やピンクのポインセチアもあるんですよ。
色によってポインセチアの花言葉が違うので面白いですね。
赤
赤色のポインセチアは「私の心は燃えている」「祝福する」「清純」「聖夜」
白
白色のポインセチアは「あなたの幸福を祈る」「慕われる人」
ピンク
ピンクのポインセチアは「純潔」「思いやり」
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ポインセチアの赤いところは実は花ではない!?
ところでポインセチアの花ってどこだか知っていますか?
実はポインセチアの赤い部分は花ではなく「葉」なんです。
それではポインセチアの花の部分はどこかと言うと…中心の少し黄色いツブツブした部分が花です。
赤い部分は葉が変化したもので苞(ほう)と言われるものなんですよ。
苞がなぜ赤い理由は受粉を助けてくれる虫などを呼び寄せるためです。
ポインセチアの花はとても小さいので苞を赤くして虫を呼び寄せることで、受粉しやすくしているわけですね^^
ポインセチアを来年も赤くするにはどうしたらいい?
ポインセチアは多年草なのでしっかり手入れをすれば毎年楽しめるんですが、今年のクリスマスもポインセチアを赤くしようと思うと結構大変なんです。
まったく赤くならないわけではありませんが街中やお店で見かけるような鮮やかな赤にするのは根気が必要です。
赤い部分である苞は花芽が出ることにより色づくんですが、ポインセチアは短日植物なので1日の日に当たる時間が12時間以下の状態が1~2か月続かないと花芽がつきません。
鮮やかに色づいたポインセチアを楽しみたいなら9月ごろから「短日処理」という日照時間の調整をする必要があります。
用意する物はポインセチアの鉢がそのまま入る段ボールと黒いビニール袋。
17時~翌朝の8時頃までは鉢を段ボールに入れて、更にその上に黒いビニール袋を被せて暗くしてあげましょう。
8時以降の朝~17時頃まで日に当て、それ以降の時間はまた段ボール+黒いビニール袋で暗くします。
気を付けたいのが蛍光灯の光にも当てないようにすることです。
とにかく17時~翌朝の8時頃の時間帯はポインセチアに光をまったく当てないように注意してあげましょう。
ちょっと面倒な作業ですがこれを40日以上続けるとポインセチアが綺麗に赤く色づきますよ。
一度色が付けばこの作業はしなくてもOKです。
また来年も赤くしたいなら来年の9月ごろに同じ作業をしないといけませんが^^;
リースやツリーに使われる理由とは
クリスマスシーズンになるとリースやツリーをよく見ますが、ポインセチアはツリーやリースにもよく使われていますよね。
クリスマスツリーやリースに使われる理由はポインセチアがクリスマスカラーであることが大きいです。
他にもツリーやリースに使いやすい大きさや形をしているのも関係がありますね。
クリスマスにピッタリの花・ポインセチア
クリスマスカラーとは赤・緑・白の3色あるんですが、ポインセチアは赤と緑の葉で樹液が白いのでまさにクリスマスの花って感じですね^^
ポインセチアは色によって花言葉が違いますがどれも素敵なのでプレゼントにもピッタリです。
今年のクリスマスはぜひポインセチアを飾ってみてくださいね( ´∀`)
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