喪中はがきをもらったら返事は必要?書き方のコツや例文を紹介
2016/09/12
11月に入って突然相手から喪中はがきをいただいたことはありませんか?
喪中はがきをもらった場合返事を書かないと失礼になるのかなど気になりますよね。
今回は喪中はがきをいただいたら返事は必要なのか、返事を書くならいつ出せばいいのか、喪中はがきの返事の書き方のポイントや例文などをご紹介します。
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喪中はがきをもらったら返事を出すのがマナー?
喪中はがきとは「身内に不幸があったので新年の年賀状を送らない」ということを相手に伝えるために送るものです。
「わたしは年賀状を書きません」という意思表示をするものなので送る相手に何かを求めているものではないんです。
つまり喪中はがきを受け取っても必ず返事をする必要はなく、もらったからといって返事を出さなくても失礼にはならないんですね。
年賀状を出すのがタブーというわけではない
喪中はがきが届いたら年賀状を送らないのが一般的でしたよね。
これは「新年を祝う気持ちにはなれないだろうからこちらからも年賀状を送ることは控える」という考えからです。
しかし喪中はがきに「皆様からの年賀状をお待ちしています」と書かれていることがありますよね。
この場合例年通り年始に「年始状」として返事を書いても大丈夫です。
年始状として出す場合は慶賀の言葉を入れないようにお気を付けくださいね。
もしくは喪中見舞いや寒中見舞いとして返事を書いてもOKです。
喪中見舞いとして返事を出すなら年内に届くように、寒中見舞いとして返事を書くなら1月7日~2月4日までに送りましょう。
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喪中はがきの返事を書くときのポイント
・「喪中はがき」という形であいさつを頂いたお礼を述べること。
・相手の身内の不幸を知らなかった場合そのことをお詫びする。
・相手が寂しい寂しい信念を迎えることに対して励ましや慰めの言葉を述べる。
・こちら(自分)からも年賀状を遠慮させていただくことを伝える。
喪中はがきの返事を書く場合はこのような要素を含んだ内容を書きましょう。
また最後の年賀状についてですが喪中見舞いとして贈る場合はこちらからも年賀状を送らないことを、寒中見舞いとして贈る場合は喪中はがきをいただたいので年賀状を遠慮させていただいたことを伝えます。
例文
喪中見舞い(年内に返事を書く場合)
喪中お見舞い申し上げます。
お葉書で■■様のご逝去を知って驚いております。
少しも存じませずお悔みも申し上げられませんでしたことをお許しくださいませ。
改めてお悔みを申し上げますとともに■■様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
喪服中でいらっしゃいますのでお年賀状を遠慮させていただきます。
時節柄、お身体を大切にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。
寒中見舞い(1月7日以降に返事を出す場合)
寒中お見舞い申し上げます。
この度■■様のご他界を知り驚いております。
遅ればせながら謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
喪服中でいらっしゃいますので年始のご挨拶は遠慮させていただきました。
お気を落とされていることと存じますがお体を壊されませんようご自愛ください。
まとめ
喪中はがきが届いたときの対応は大きく分けて4つ。
年内に届くように喪中見舞いを送る・年始に年始状として返事を書く・寒中見舞いとして返事を書く・何もしない。
喪中はがきの返事を出さなくても失礼にはならない。
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