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謹賀新年の意味といつまで使える?目上の人に使うのはマナー違反?

      2016/11/01

謹賀新年毎年どんなデザインにしようか悩む年賀状ですがよく「謹賀新年」と書いてありますよね。

この「謹賀新年」にはどのような意味があるか知っていますか?

今回は謹賀新年の意味や使用できる期間や謹賀新年は目上の人に使っても大丈夫なのか、目上の人に使ってはいけない賀詞などをお伝えします。

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謹賀新年の意味や使用できる時期について

門松年賀状の挨拶でよく使う謹賀新年などは「賀詞」と言い新年をお祝いする言葉です。

謹賀新年の意味は「謹んで新年のお祝いを申し上げます」で丁寧な挨拶の言葉なんですよ。

そんな謹賀新年を使える時期は一般的に松の内までです。

関東と関西では松の内の期間が違うので年賀状を出す地域に注意しましょう。

関西は1月15日まで・関東は1月7日までが松の内の期間です。

目上の人に謹賀新年を使っても大丈夫?

謹賀新年は目上の人に使っても大丈夫です。

むしろ目上の方への年賀状には謹賀新年を使うのがふさわしいです。

謹賀新年は「謹んで新年のお祝いを申し上げます」という丁寧な挨拶なので目上の方に出す年賀状にピッタリです。

また謹賀新年は目上の人だけでなく目下の人にも使えるので困ったら全部謹賀新年にしちゃいましょう。

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目上の人に使ってはいけない賀詞は?

NG賀詞には他にも「賀正」「迎春」「初春」などがありますよね。

「賀正」は正月を祝いますという意味、「迎春」春を迎えましたという意味、「初春」は年の初め・新年という意味です。

これらの賀詞は目上の人に対しては使えない言葉です。

賀正や迎春は目上の人が下の人に対して使う言葉なので、もし使ってしまったら相手に失礼なので気を付けましょうね(゚д゚ ; )

目上の人には「寿」や「春」など1文字や2文字の賀詞は使えないと覚えておきましょう。

「謹賀新年」「恭賀新年」「謹賀新春」「恭賀新春」など4文字の賀詞は使っても大丈夫です。

もしくは「謹んで初春のお慶びを申し上げます」「謹んで新年のお祝いを申し上げます」でもOKですよ。

「目上の人には1文字や2文字の賀詞を使わない」と覚えておけば大丈夫ですね^^

謹賀新年と書いた後にあけましておめでとうを書いてしまいがちだけど

あけましておめでとうこざいます謹賀新年を書いたあとにあけましておめでとう!と書いていませんか?

謹んで新年のお祝いを申し上げますという意味の謹賀新年を使ったあとに、更にあけましておめでとうと挨拶するのは意味が重複しているのでちょっとおかしいですよね。

仲の良い友達や身内なら細かいことは気にしない!でいいかもしれませんが、目上の人や上司に送ってしまったら年賀状の書き方も知らないんだなと思われてしまうかもしれません。

新年早々知らないうちに恥をかいてた…なんてことにならないように、あけましておめでとうと謹賀新年はどちらかだけ使うようにした方が良いと思います。

まとめ

謹賀新年は「謹んで新年のお祝いを申し上げます」という意味で丁寧な挨拶の言葉。

使える時期は一般的に松の内まで(関西は1月15日まで・関東は1月7日まで)。

謹賀新年は目上の人にも下の人にも使える賀詞。

目上の人に使ってはいけないのは「寿」や「春」など1文字や「賀正」「迎春」など2文字の賀詞。

「謹賀新年」「恭賀新年」「謹賀新春」「恭賀新春」の4文字は目上の人に使ってもOK。

謹賀新年とあけましておめでとうは意味が重複するのでどちらかだけにする。

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