桜餅は関東と関西で違う?葉っぱの種類は何?
2016/02/04
春になると食べたくなる和菓子・桜餅ですが2種類あるのをご存じですか?
関東は長命寺・関西は道明寺と同じ桜餅なのにちょっと違うんです。
今回はそんな桜餅の種類と餅についている葉っぱについてお話していきますね。
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桜餅には長命寺と道明寺の2種類ある
桜餅には長命寺と道明寺の2種類あります。
クレープ状なのが長命寺でまんじゅう状なのが道明寺です。
江戸風・関東風の桜餅が長命寺
焼いた生地の皮で餡子を巻いてそれを桜の葉でくるんだ桜餅が長命寺です。
関東で桜餅というとこちらの桜餅をイメージされる人が多いと思います。
長命寺は関東風・江戸風ともよぼれている桜餅です。
上方風・関西風の桜餅が道明寺
もち米を蒸して乾燥させて粗挽きした道明寺粉でつくったおもちを桜の葉で包んだのが道明寺です。
他に関西風・上方風とも呼ばれている桜餅ですね。
桜餅の葉っぱの種類は?葉っぱは食べる・食べない?
桜餅に使われている塩漬けの桜の葉ですが昔はヤマザクラの葉が使われていましたが、現代ではオオシマザクラの葉が使われています。
オオシマザクラの方が葉が大きくクマリンという芳香物質が多く放出するため香りがよいので、ヤマザクラの葉からオオシマザクラの葉を使うようになったんですね。
また桜餅についている葉は食べるものなのか食べないものなのか?
作っているお店側からすると食べないことを推奨していることが多い気がしますが、葉を食べるか食べないかはお好みで決めてよいかと。
ちなみにわたしが知っていた桜餅は道明寺で葉っぱは毎回取ってました。今回桜餅について調べていて食べるものなんだと驚いたくらい取るものだと思っていました^^;
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桜餅に葉っぱがついている理由は何?
そもそもなんで葉っぱで包む必要があるだろうと不思議に思っている方もいるかもしれません。
餅を葉っぱで包むことでお餅が乾燥するのを防いだり、桜の葉っぱでおいしそうな香りをつけることができる効果があります。
あとは見た目的にも葉っぱをつけるとかわいらしくて素敵ですよね。
桜餅のカロリーは長命寺と道明寺で違う?
長命寺も道明寺も同じ桜餅ですが材料や作り方が違います。なので多少カロリーの差があるようですね。
長命寺なら236キロカロリー(100gあたり)・道明寺なら200キロカロリー(100gあたり)です。
桜餅1個はだいたい40gから60gほどなので1個あたりのカロリーは、長命寺は95キロカロリーから143キロカロリー・道明寺なら80キロカロリーから120キロカロリーです。
洋菓子もおいしいですがバターや生クリームなど脂肪分があるため、そんなにホイホイと食べれないんですよね…美味しいので食べちゃいますけど。
和菓子はあんこが入っているものが多いですよね。小豆にはむくみを予防してくれる利尿作用がありますし、桜餅はカロリーも低いので最近ちょっと体型が気になる…というときでも食べれちゃいます。いくらカロリーが低いからって食べ過ぎたらダメですが^^;
桜餅の種類と葉っぱの種類まとめ
桜餅には小麦粉などの生地で焼いた皮であんこを巻いた長命寺と、道明寺粉で皮を作りあんこを包んだ道明寺の2種類ある。
桜餅の葉にはオオシマザクラの葉が使われている。
餅を葉で包む理由は餅の乾燥を防ぐため・香りを楽しむため。桜餅の葉を食べるかどうかはお好みでどうぞ。
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