舌が白くなる原因は何?舌を綺麗にする方法はあるの?
2016/02/04
朝起きて歯磨きをするときにふと目に入った舌が白くなっていてぎょっとしたことはありませんか?
舌が綺麗なピンクではなく白いと不潔に見えるので、口を開けた時に相手に見えていないかなと喋るのもちょっと億劫になりますよね。
しかも舌が白いのは口臭の原因になるって聞いたんだけど…もしかして口がくさいのかも!?
今回は舌が白くなってしまう原因やそもそもこの下の白いものはなんなのか?舌を綺麗にする方法などをひとつずつお話していきますね。
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舌が白くなるのは病気ではなく舌苔(ぜったい)というものです
舌が白くなるのは舌苔(ぜったい)が溜まっているのが原因です。
舌の表面の隙間に細菌や食べカスなどの汚れが溜まってしまった結果、舌が白く苔が生えたように見えるのが舌苔です。
舌苔ができる原因は細菌や食べカスなど
舌苔ができる原因は細菌や食べカスの他に様々なものがあります。
唾液の量がすくなくても舌苔ができやすい
唾液は口の中を洗い流してくれる効果や殺菌作用があるので唾液の量が少なくなると、汚れや細菌が舌にたまりやすくなり舌苔ができてしまいます。
ストレスを感じたり薬などによって唾液の量が減ってしまうので普段からストレスを感じることが多い人は注意しましょう。
胃薬などで薬の副作用により唾液が少なくなる場合は、水を積極的に飲むようにして口の中を乾燥させないように気を付けます。
口呼吸だと口の中が乾燥してしまい汚れが落ちにくくなる
鼻呼吸ではなく口呼吸だと口の中が乾燥しやすいんですが、汚れは乾燥してしまうと取れにくくなってしまいます。
口の中は一般的には唾液でいつも濡れているんですが、口呼吸をしているとすぐに口の中が乾燥してしまうため、唾液により汚れが自然に落ちないから舌苔ができてしまうんですね。
舌の動きがすくない場合も舌苔ができやすい
舌の運動機能が低下することでも舌苔はできやすくなります。
朝は口が臭くなることが多いですがこれは寝ている間は舌の動きがあまりなく、唾液の量も減少するため舌に汚れがたまってしまうからです。
胃が悪いと胃液の分泌が減る=唾液の分泌も減る
胃の調子が悪くなると自律神経が働いて胃液の分量が減ってしまいます。
胃液の分量が減ると唾液の分量も減るため胃の調子が悪いと舌苔ができやすくなってしまうんですね。
舌が白くなるのは胃の調子が悪い証拠…だなんて言われたことはありませんでしたか?本当かよ…と思っていたんですが意外と関係あったんですね。
舌が白くなる舌苔を予防するには唾液の量がキーだ!
舌の表面に細菌や汚れが溜まってしまうことで舌苔ができてしまうので、舌苔の予防には十分な唾液の量があることが重要ですね。
ストレスを溜めすぎて唾液の分泌量が減らないように上手にストレス解消すること。
唾液の分泌を促すために水分をしっかり補給すること。
胃の調子が悪くなると唾液の量もすくなくなるので、胃に負担をかけないように食べ物はしっかりとよく噛んで食べるようにする。
口呼吸の人は口の中が乾燥しないようにできるだけ鼻呼吸に切り替える。
とにかく雑菌作用と洗い流す効果がある唾液が少なくなる行動を避ければいいんですね。
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口臭の原因すべてが舌苔というわけではありませんが…
舌苔そのものは病気ではないんですが口臭の原因となっていることもあります。
舌の表面に食べカスや細菌が溜まり舌苔ができるんですが、この食べカスにタンパク質が含まれていると分解されたときにガスが発生してそれがにおいの原因となります。
舌苔ができた舌は舌磨きをして綺麗にしよう
舌が白くて汚いときは舌磨きをして舌を綺麗にしましょう!
朝起きたときに1回だけ舌磨きをするだけでも数日経ったら舌の白い部分が薄くなりますよ。
舌磨きをするときの注意点は1日1回だけ(朝起きたときがよい)、傷が舌にあるときは舌磨きをしないこと、歯ブラシではなく舌専用のブラシを使って舌を磨くことの3つです。
舌フレッシュなど下の表面を傷つけないように作られた舌ブラシがオススメです。
薬局などに行けば舌ブラシが売っていると思いますがめぼしいものがなければ通販を利用するのも手ですよ。
舌ブラシを使って舌磨きをする際はやさしくなでるように
まず舌ブラシで舌磨きをする前に鏡で舌のどこに白い舌苔がついているか確認しましょう。
水で舌ブラシを濡らしたら鏡を見ながら、舌苔がついている一番奥の箇所に軽くあて優しくなでるように手前に引きます。
このときブラシをゴシゴシと往復させてしまうと舌を傷つけてしまうのでやめてくださいね。
またブラシを舌に乗せて手前に引こうとするときウエッと吐きそうになるというときは、ブラシを手前に引くときに息を数秒止めながらやるとウェッとなりにくいです。
舌磨きが終わったらブラシは水でよく洗って乾かしましょうね。
舌が白くなる舌苔の原因や予防まとめ
舌が白くなる原因は食べカスや細菌が舌に溜まって舌苔ができてしまったから。
また唾液の量が少なかったり口呼吸などで口の中が乾きやすいと、舌の汚れが落ちにくくなり舌苔ができやすい環境になってしまいます。
舌が白くならないように予防するには唾液の量が減少しないようにストレスを上手く解消したり、口の中が乾燥しないように水を飲む、口呼吸だと乾燥しやすいので鼻呼吸に切り替えるなど普段から意識して行動するようにしましょう。
舌を綺麗にしたいなら舌苔は専用の舌ブラシで除去します。舌磨きをする際は舌ブラシで奥から手前になでるようにやさしく引くこと。また舌磨きは1日1回起床後にやるだけで充分です。1回以上行ってしまうと舌の粘膜を傷つけてしまう可能性があるのでやめましょう。
舌が白くなる舌苔は病気ではありませんが不潔に思われたり口臭の原因となっている可能性もあるので、舌磨きをして舌苔を取り除いて舌を綺麗な状態にするのがいいと思います。歯磨きなどで鏡を見る時に舌が白くなっていると自分でもゲンナリしますし、やっぱり舌が綺麗なピンク色をしていた方が気分がいいですよね^^
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