犬の散歩の時間はどのくらい必要?散歩が必要な理由とは
2016/02/04
わんちゃんとの生活で欠かせない要素である散歩。
今回はどうして犬に散歩が必要なのかその理由と、犬の散歩の時間はどのくらい取ればいいかお話していきますね。
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犬の散歩をする理由は運動だけじゃない
そもそもどうして犬には散歩が必要なのでしょうか。
犬の散歩は確かに運動ではあるんですが単純に運動するためだけのものではありません。
元々運動量がたくさんある犬は運動欲求を持っているので、運動量が足りないとそれだけでストレスがモリモリ溜まってしまいます。犬のストレスがたまると吠えることが多くなったり、家具などを壊したりする原因となります。
特にラブラドールやレトリバーなどの大型犬やボーダーコリーなどの牧羊犬は、他の種類の犬よりもたくさん運動をしたがります。運動量が満ち足りていないと問題行動が起きやすくなるため散歩はとても大切なんです。
散歩の目的は運動欲求を満たすこともありますがもう一つ大事なことがあります。それは外に出て他の犬と触れ合ったり家の中以外の世界を知ること…つまり家の外の世界に触れることも含まれています。
どのわんちゃんでも散歩は必要な要素だよ!
チワワなど超小型犬を購入した際に小さいからこの犬には散歩は必要ない…といわれた方もいるみたいですね。
もしペットショップなどで犬を購入する際に店員さんからそんな説明を受けたら、そのお店では犬を飼うのは避けた方がよいでしょう。
先ほども言ったように犬には運動欲求があるためどの種類の犬でも散歩は必ずしなければいけないので、散歩をしなくてもいい犬なんていません。
散歩をして外の犬や人と合うことで人・犬慣れをする
散歩をしていないで家の中だけで過ごしていると、そのわんちゃんは他の人や犬に中々慣れません。
人慣れ・犬慣れをしていないとお客さんが来たりチャイムが鳴るたびにわんわん吠えたり、動物病院などで他の犬と合った時に攻撃をしたり威嚇をする犬に育ってしまう可能性があります。
しかもこの威嚇吠えのクセがついてしまうと飼い主の力だけでは改善することが中々難しいので困ってしまいます。
なので犬の運動の他にもしつけとしても散歩は必要なことなんですね。
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犬の散歩はどのくらいの時間させればOKなの?
散歩が犬にとって必要なものだということはわかりましたが、犬の散歩の時間はどれくらいあれば十分なのでしょうか?
犬の種類や年齢によって違ってきますが超小型犬であるチワワでも20分ほどは散歩をさせた方がよいと言われています。
ダックスフンドなどの小型犬は25分程度、柴犬などの中型犬は30分程度、ゴールデンレトリバーなど大型犬は50分程度を目安に散歩しましょう(散歩1回につきの時間です)。
またお散歩デビュー前の子犬や散歩嫌いなわんちゃんには、まず外に慣れてもらうために飼い主が抱っこしながら近所や家の周りを1周するなどして外の世界に慣れて貰いましょう。
時間よりも運動量が足りているかどうかが重要
ただ1時間散歩していてもゆっくり歩いているだけでは犬の運動量が足りない場合があります。
ですが必要以上に激しい運動をさせるのも犬によくありません。
犬に運動量が足りているかどうかを見極めるのは難しいですが、犬の歩き方を注意して観察することで運動量が足りているかどうか判断する材料になりますよ。
トロットという右前脚と左後ろ足を同時に出す歩き方(人間でいうところの早足)でのスピードを保ちながら散歩をして犬の様子を見ましょう。
ただトロットで散歩をするためには早足でスタスタと歩かないといけません。最近運動してないしそんなスタスタ歩ける自信がないという方は、犬をお出迎えする前にウォーキングなどをして体力をつけておくことをお勧めします。
暑い夏場は散歩の時間をズラして涼しい時間帯で
地面に近いところを歩いている犬と人間の体感温度は違うので、人がちょっと暑いと思うくらいの暑さでも犬にとっては素足で暑い砂の上を歩くようなものです。
夏場など暑い季節は朝方か日が沈む夕方ごろの涼しい時間帯で散歩をするようにしましょう。
散歩は犬のしつけでもある大事なこと
散歩は犬の運動欲求を満たすほかに飼い主以外の人や自分以外の犬に慣れるためにも必要です。
運動をしてない人や苦手な人にとっては散歩はつらいかもしれませんが、かわいい犬のためそして自分の健康のためと思って毎日の散歩をがんばってくださいね!
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