八十八夜は2016年だといつ?八十八夜の意味やお茶との関係について
夏も近づく八十八夜…という歌があるように、八十八夜とお茶って何か繋がりがあるかな?と思っちゃいますね。
今回は八十八夜は2016年だといつなのか、八十八夜の意味やお茶と何か関係があるのかお話します。
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2016年の八十八夜はいつなの?
2016年の八十八夜は5月1日とゴールデンウィーク中にあります。
立春から数えて88日目が八十八夜です。
ですので年により八十八夜の日も変わりますが、大体ゴールデンウィーク中に八十八夜が来ることが多いですね。
八十八夜の意味とは?
雑節(季節の変わり目の目安とする日の総称)のひとつである八十八夜。
八十八を重ねると米の漢字になるという話は聞いたことがありませんか?
八十八夜はお茶のイメージも強いですが、お米を作る農家の方々にとっても八十八夜は特別な日なんですよ。
八十八夜は春~夏へ季節が変わる境目のあたりで天気が安定している時期ですね。
この時期になると霜も降りなくなるので、種まきなど農作業をするにはピッタリの時期です。
八十八夜の別れ霜ということわざがあるくらいですし^^
八十八夜を境に気候が安定する=農作業を始めることができるので演技が良い日と言われていました。
現代でも八十八夜の日には農作業の始まりを祝う神事を行う地域もあるんですよ。
ただし!この時期は霜が再び降りることもあるため農家には油断できない時期でもあるんです。
天候が安定したから農作業始めるぞー!→せっかく植えつけた苗が遅霜により低温で傷んでしまったよ…なんて悲しいことも。
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八十八夜とお茶の関係は?
夏も近づく八十八夜~の歌で「あれに見えるは茶摘みじゃないか」という歌詞がありますよね。
なんでか理由はわからないけど八十八夜=お茶というイメージがある方は少なくないと思います。
通常は手ではなくハサミや機械で摘みますが、八十八夜の時期の茶積みは新芽を手で掴んでとるんですよ。
その摘んだ新茶を飲むと1年中無病息災で過ごせる、長生きができると言い伝えられています。
ただ産地によって気温差があるため必ずしも八十八夜に茶積みをするわけではないんですよね。八十八夜に茶積みをできるのは関西地方になります。
ちなみに夏も近づく八十八夜~の歌のタイトルは茶積みです。
ところでなんで八十八日じゃなくて八十八夜なの?
立春から88日目のことなので八十八はわかりますが、どうして最後に夜がつくんでしょうか?
明治以前の日本は太陽暦ではなく太陰暦を採用しており、太陰暦では太陽ではなく月の満ち欠けで月日を数えるんです。
月が昇り沈んで次の月が昇るまでが1日と数えていました。
なので立春から88回目の夜…というわけで八十八夜と言っていたんですね。
極上の1番茶を飲んでみたいものですなぁ
八十八夜に摘んだ1番茶(新茶)はテアニンなどの成分(うま味のもとの成分)が豊富に含まれています。
2番茶3番茶にもその成分は含まれていますが、一番含まれているのは1番茶なんですよ。
お茶特有の香りをたのしみながら1番茶を飲んでのんびりとしたいですね( ´∀`)
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