かき氷を食べると頭痛が!アイスクリーム頭痛の原因と対処法
2016/02/04
かき氷やアイスなど冷たいものを食べるとキーンとなる頭痛で痛い!なんて経験をしたことがある方も多いと思います。
この冷たいものを食べた時に起こる頭痛ですが、痛む箇所が後頭部だったりこめかみだったりしますよね。
アイスやかき氷など冷たいものを食べると頭痛がする現象をアイスクリーム頭痛と言います。
ではこのアイスクリーム頭痛はどうしてなるのでしょうか?アイスクリーム頭痛の予防法や対処法はないの?
今回はアイスクリーム頭痛の原因とその対処法についてお話していきますね。
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かき氷など冷たいものを食べると頭痛が起きる原因とは
冷たいものを食べた時に起こる頭痛アイスクリーム頭痛の原因は主にふたつあります。
一気に冷たいものを食べることで血管が炎症するため
アイスクリーム頭痛は冷たいものを一気に食べると頭痛が起こりやすいです。
冷たいものを一度に食べると急に増えた口内を温めようとするんですが、温めるためには血量を増やさないといけません。
そのため急に血管が太くなってしまい、一時的な炎症が起こりその結果頭痛で頭がキーンと痛むんですね。
冷たすぎて痛みを感じる神経も刺激してしまうから
アイスやかき氷などを冷たいものを食べると、冷たすぎて神経伝達の中枢が冷たさだけでなく痛みを感じる神経を刺激してしまうんです。
アイスクリーム頭痛が起きると冷たいものを食べた口の中ではなく頭が痛くなりますよね?
これは痛みの場所を間違えるという錯覚が起きることにより頭が痛くなるんです。
アイスクリーム頭痛を防ぐにはどうしたらいい?
アイスやかき氷は美味しいですがアイスクリーム頭痛で痛い思いをするのはイヤですよね。頭がキーンと痛くならないように対処したいところです。
アイスクリーム頭痛を防ぐ一番の方法はゆっくりと食べること。美味しいからとパクパク次から次へアイスやかき氷を口に入れずに、アイスやかき氷を口の中でゆっくりと溶かして食べるようにします。
それから口の中を小まめに温めるのも重要です。アイスなど冷たい物を食べるなら飲み物は温かい物にするといいですね。
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アイスクリーム頭痛は病気ではないが偏頭痛持ちの人は注意
アイスクリーム頭痛は急に口の中や神経が冷やされることによって起きる頭痛です。
キーンとする頭痛はあくまで一時的なものなので、数分すれば頭痛はすぐに収まります。
ただこのアイスクリーム頭痛は偏頭痛がある人に起こりやすいと言われています。
偏頭痛持ちではない人は3割程度の人が頭痛が起きますが、偏頭痛持ちの人だと7割起こるとされています。偏頭痛がある人とない人ではアイスクリーム頭痛になる割合が全然違いますね。
また先ほど数分すれば頭痛は収まると言いましたが、偏頭痛持ちの人だとそれより長く続く場合が多いです。
なので偏頭痛がある人が冷たい物を食べる時は、一気に素早く食べるようなことはせずゆっくりと食べることを意識しましょう。
アイスクリーム頭痛になってしまったときの対処法
アイスクリーム頭痛で頭がキーンと痛くなったときは、おでこにアイスノンなど冷たいものを当てましょう。
外にいるからアイスノンなんてすぐに用意できないよ!というときは冷たいペットボトルをおでこに当てるのもいいですよ。
かき氷など冷たいものを食べると頭痛がする原因と対処法
冷たいものを一気に食べて急激に冷えることで、血管が炎症したり情報伝達が誤作動した結果、こめかみや後頭部に痛みを感じてしまう。
アイスクリーム頭痛を起こさないようにするには、冷たいものは口の中で溶かしてゆっくり食べること。一緒に温かいものを飲んだり食べたりして口の中を冷やさないこと。
キーンと頭痛がしてしまったらおでこをアイスノンなどで冷やすと症状がやわらぎます。
夏場は暑いからと冷たいものをパクパク食べてしまいますが、アイスクリーム頭痛にならないようにゆっくり食べるように意識しないといけませんね。
また冬場も温かい室内でアイスなど冷たいものを食べることがあるので、夏限定で気を付ければいいというわけではありません。
冷たいものを食べるときはゆっくりと食べる・一緒に温かい飲み物を用意しておくとベストですね。
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