セロトニンが不足するとどうなる?セロトニンの効果とは
セラトニンとは脳内ホルモンの一種なんですが、このセラトニンが不足してしまうとどうなってしまうのでしょうか?
またセラトニンにはどのような効果があるのか気になりますよね。
今回はセラトニンが不足するとどうなるのか、どのような効果がセラトニンにはあるのかお話していきます。
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セロトニンが不足するとどうなるのか?
鬱になりやすい状態になってしまう
鬱になる原因すべてがセロトニン不足のせいとは言えませんが、鬱病などの精神病になると脳内のセロトニンが不足していることが多いです。
感情のバランスを取ることができずに攻撃的になることも
セロトニンが不足すると感情のバランスを上手く取ることが難しくなります。
感情のブレーキ役であるセロトニンが不足してしまうと、些細なことでもすぐに切れてしまったり、怒りっぽくなるなど攻撃的になってしまいがちです。
疲れやすくなったり寝つきが悪くなったりと身体にも影響が
またセロトニンが不足してしまうと精神面だけでなく身体にも影響があります。
セロトニンが不足することで生活リズムが狂い、昼夜逆転の生活になりやすくなり寝つきが悪くなります。
また朝起きるとき休憩モードから覚醒モードへ切り替えが上手くできなくなるので、朝スッキリと起きることができなくなることもあります。
ほかにも自律神経が乱れてしまい冷え性になったり、ちょっとした痛みでも強い痛みを感じたりと症状は様々です。
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セロトニンにはどんな効果があるの?
睡眠の質が上がったり寝つきが良くなる
一定時間を過ぎるとセロトニンはメラトニンという物質に変化するんですが、メラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれており眠りに作用する物質です。
そんなメラトニンがいっぱいあれば寝つきが良くなったり、睡眠の質を向上させることができるんです。
セロトニン→メラトニンへ変化する時間は、目が覚めてから約15時間経過した頃です。
15時間とは意外とかかりますね…ということは不規則な生活リズムだと、セロトニン→メラトニンへの変化がうまく行えずに不眠になりやすいと考えて良さそうです。
セラトニンが足りていると穏やかな気分になれる
セラトニンが不足していると攻撃的になりやすいですが、十分なセラトニンがあれば気持ちが穏やかになります。
わたしたち人間の感情を司る神経伝達物質の中で、ドーパミンやノルアドレナリンという物質があります。
喜びや攻撃的などの感情を司るドーパミン、怒りや不安などの感情を司るノルアドレナリン。
これらふたつにセラトニンが加わることでブレーキ的な役割をしてくれるので、感情のバランスが整い気持ちを穏やかにさせることができるんです。
セラトニンは幸せを生み出してくれる物質?
セラトニンが多くなると積極的になんでもやってみよう!と意欲がグングン生まれてきます。
セラトニンには前向きな感情を使える役割があるので、そのセラトニンがたくさん増えることでやる気が生まれてくるという訳ですね。
またセラトニンが正しく分泌されることで幸せを感じやすくなるため、セラトニンは幸せホルモンとも呼ばれています。
やる気が満ち溢れると行動に起こしやすくなり、行動ができた→明るくなりやすくなるため幸せを感じやすくなるんでしょうね^^
セラトニンを増やす方法はあるの?
セラトニンの効果はわかったけどセラトニンを増やす方法ってあるの?
簡単にできるセラトニンの増やし方と言えば朝起きてすぐに朝日を浴びること!
朝日を浴びる時間は5分程度でOKです。
起床後すぐに朝日を浴びることで脳が刺激され、セラトニンが活発につくられ始めますよ。
リズミカルな運動もセラトニンを増やすのに効果的
自転車や踏み台昇降など一定のテンポで繰り返す運動が効果的です。
まず朝起きて朝日を5分ほど浴びたら、家の中で踏み台昇降をしてセラトニンを増やす…なんて生活ができたら理想的ですね^^
セラトニンが不足すると悪いことばかり…不足しないように気を付けよう
セラトニンがあると心のバランスが整うためストレスに強くなりますし、よく眠れたり朝スッキリ起きれたりといいこと尽くめです。
逆に足りなくなると攻撃的になったりと心が不安定になったり、寝つきが悪くなり朝中々起きることができない…と悪いことばかり。
それにイライラして攻撃的になっていると周りの人にも怖がられりするので、周囲から浮いてしまいひとりぼっちになってしまうことも…。
メラトニンを不足させないように増やして、気持ちよく心穏やかに毎日を生きていきたいですね。
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