足の裏がかゆい…水虫ではないんだけど原因は何?足の裏がかゆくなる病気ってある?
足の裏がかゆくなるとかきたくても人がいるとかけませんし、外出中だと外で靴を脱いでポリポリとかくこともできないのでつらいですよね。
また足の裏がかゆい→ってことはこの人水虫なのかな…なんて思われそうで、最近足の裏がかゆくて困るんだよねーなんて話もできなかったり…。
やっぱり水虫なのかなぁと水虫の薬を使っても、足の裏のかゆみが改善されなくて一人もんもんと悩む…という人も少なくありません。
今回はそんな水虫ではないのに足の裏がかゆくなる原因や症状についてお話します。
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足の裏がかゆいのは3人に1人は水虫以外が原因
足の裏がかゆいと聞くと水虫のイメージが強いですが、あなたのその足の裏のかゆみは水虫が原因ではないかもしれません。
足の裏がかゆいと皮膚科に訪れる患者さんのおよそ3割は、調べてみると水虫以外が原因で足の裏がかゆくなっているようです。
もし水虫の薬を使っていても足の裏のかゆみが改善されないなら、水虫以外が原因でそのかゆみが出ているのかもしれませんね。
水虫以外で足の裏がかゆくなる原因はなに?
水虫に似た症状である汗疱(かんぽう)や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、あとはダニやカビが原因で足の裏がかゆくなってしまいます。
水虫と区別しにくい汗疱が原因かも
汗疱は水虫と症状が非常によく似ているため素人では区別しにくいです。
汗をよくかく人に多くみられる病気で、汗疱は足のあせもとも呼ばれています。
足の裏や手のひらや指などに透明で小さな水泡ができてはいませんか?
汗疱になるとかゆみや軽い痛みが伴うこともあります。
汗疱が原因で足がかゆいのに水虫の薬を使っても足のかゆみは改善されませんが、涼しくなって汗をかかない季節になれば自然と治ることも多いです。
またおよそ2~3週間ほどすれば皮膚から水泡が自然と剥がれ落ちて治ります。
汗疱は自然と治るのでそれほど心配する必要はありませんが、強いかゆみや痛みを感じる場合は皮膚科で薬を処方してもらうと良いでしょう。
足の裏がかゆくて水虫の薬を使っているのに一向にかゆみが収まらない…というときは、汗疱を疑ってみてくださいね。
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水ぶくれみたいなものができる掌蹠膿疱症
皮膚病の一種である掌蹠膿疱症は膿疱に膿がたまってしまう病気です。
こちらも水虫のようなブツブツができるので水虫なのかな?と勘違いしやすい病気ですね。
ですが水虫と違い膿がたまるためブツブツをよく見ると黄色っぽいのが特徴です。
始めは小さな水ぶくれができる程度でかゆ~い!
次に水ぶくれが膿疱になりかゆみが収まりカサブタとなって剥がれ落ちます。
掌蹠膿疱症は季節の変わり目にできやすいのが特徴。
金属アレルギーが原因で掌蹠膿疱症になるのでは?と言われていますが正確なことはわかっていません。
掌蹠膿疱症になる原因がわからないのが困りますね。
かゆみが酷い場合やブツブツがたくさんできる場合は皮膚科に行き薬を処方してもらいましょう。
また掌蹠膿疱症も足の裏だけでなく、手のひらや膝や脛などにできることもあります。
ダニやカビが原因で足の裏がかゆい可能性
ヒゼンダニというダニが角質層に住みついてしまい、足の裏がとてもかゆくなっているのかもしれません。
このダニは人間の皮膚にしか生息できないんですが、ヒゼンダニに噛まれると非常に強いかゆみが伴います。
また人によってはかゆみだけでなく痛みを伴うこともあるようです。
他にはカンジダ菌というカビの一種が湿疹を起こしているせいで足の裏がかゆいのかもしれません。
水虫と同様カビが原因で起こるんですが水虫ではないので注意が必要です。
足の裏がかゆい=水虫だと思って対処すると中々かゆみが改善されない
足の裏がかゆいのは水虫が原因のこともありますが、水虫以外が原因で足の裏がかゆいことも少なくありません。
足の裏のかゆみが中々収まらないときは皮膚科で受診して、適切な薬をもらうことをオススメします。
自己判断で市販の薬を買って塗り続けるよりも、皮膚科で見てもらった方が症状に合った薬を処方してもらえるので早く足の裏のかゆみを改善できると思いますよ^^
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