認知症の初期症状とは?対応を間違えると認知症の進行を進めてしまうので要注意
認知症は治らない病気ですが早く発見できれば、認知症の症状を遅らせることができるので早めに気づくことが重要になります。
認知症の初期症状と言えば性格が怒りやすくなったというのをよく聞きますが、認知症の初期症状にはどのようなものがあるんでしょうか?
今回は認知症の症状には怒りやすくなるほかに何があるのか、認知症の初期症状が現れたときどのように接したらいいのかご紹介します。
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認知症の初期症状とは?こんな症状が現れたら認知症の疑いが
・ちょっとしたことですぐに怒るようになった
・今まで興味が合った物や趣味などに関心がなくなった
・新しいことを覚えることが中々できない
・何度も同じことを言ったり質問してくる
・物をどこに置いた・しまったか忘れてしまう
・失敗が多くなって人のせいにすることが増えた
・今日の日付がわからない
・ぼんやりすることが増えた
認知症と年を取ったによる物忘れの違いは?
年を取るとどうしても物忘れがしやすくなりますが、認知症と物忘れの違いは何なんでしょうか?
物忘れの場合は一部を忘れてもすべてを忘れてしまうことはありません。
たとえば昨日の夕飯に何を食べたか忘れてしまっても、夕飯を食べたこと自体は覚えているのが物忘れです。
しかし認知症の場合は夕食を食べたこと自体を忘れてしまうのです。
また認知症の場合は古いことは覚えていても新しいことを忘れてしまう傾向があるそうです。
認知症が進行していくと物忘れの症状は酷くなっていきます。
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認知症の初期症状の頃どう対応するのかが肝心
認知症の初期症状の頃は正常と症状の間のグレーゾーンを行ったり来たりしている状態です。
接し方を誤ってしまうと認知症の症状を進行させてしまうことも…。
認知症は治すことができないので、できれば初期の症状のままで食い止めたいところです。
認知症の疑いがある場合は怒ったり叱ったりしないで
認知症の初期状態の頃は本人も自分の状態に違和感を感じていることが多いです。
そんな不安な気持ちのときに怒ったり叱ったりしてしまうと、怖さや悔しさなどで認知症の症状がますます悪化してしまう恐れがあります。
心理的に本人を追い込んでしまうことで鬱状態になることも(゚д゚ ; )
認知症の症状に気付いたとき周りの私たちはびっくりしたり不安に思ったりしますよね。
また認知症だとわからずにイライラして怒ってしまいがちになってしまうかもしれません。
しかしその対応が認知症の症状を進行させてしまうため注意しなければいけません。
認知症かも…と思ったら早めに病院へ
怒りっぽくなったから絶対認知症というわけではありませんが認知症かもしれないと疑い、普段から日常の行動に何かおかしいことがなかったか気づけることが大切です。
認知症を完治させることは現時点ではできませんが、認知症の進行を遅らせる薬は日々進化しています。
認知症かもしれないと思ったら病院で医師に診てもらいましょう。
予め電話で認知症の疑いがあるので見てもらえるかどうか確認して、予約してから病院へ行くとスムーズに診察できますよ。
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