パネルヒーターとオイルヒーターの電気代を比較!電気代が安い暖房器具は?
2016/10/21
朝晩に冷えを感じるようになると暖房器具が欲しい時期になりますね。
本格的に寒くなってくる冬を迎える前にポカポカと暖かくなれる暖房器具を用意しておきたいところ。
この前お店を覗いたときにパネルヒーターやオイルヒーターを見かけたけど、これらの暖房器具は電気代がどのくらいかかるのかな?
またどのような特徴があるんだろう?と気になってはいませんか?
今回はパネルヒーターとオイルヒーターの違いや電気代はいくらかなどの情報をお伝えします。
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パネルヒーターとオイルヒーターはどっちの方が電気代が安いの?
器具の大きさやメーカー・温める部屋の広さ・ワット数などにより一概に1時間あたり○円とは言えません。
ほぼ同じ条件同じ広さの部屋を暖めるという設定で比較したらパネルヒーターは1時間およそ14~25円ほど、オイルヒーターは1時間およそ12~30円ほどです。
だいたい同じ価格ですがサイズや温める広さなどの条件により、どちらかの方が高くなったり安くなったりしますね。
パネルヒーターとオイルヒーターの違い
オイルヒーターとパネルヒーターはだいたい電気代は一緒ですがそれぞれ強みが違います。
パネルヒーターは輻射熱(ふくしゃねつ)という電磁波の伝わり方の一種を利用した暖房器具です。
石油ストーブのように給油の必要がなくスイッチをオンにすればすぐに暖かくなります。
ただパネルヒーターは部屋全体を温めるのには向いていません。
エアコンなどと併用して使うもしくは暖める場所が限られている時に使う感じですね。
パネルヒーターは赤外線仕様のものが多くヤケドの心配が少ないので、室内飼いをしているペットや小さなお子さんがいるご家庭にピッタリですよ。
またパネルヒーター本体が軽量なので昼はリビング・夜は寝室で使うとき持ち運びしやすいですね。
オイルヒーターは電気の力で器具内にあるオイルを暖めてパネルへ放熱することにより部屋を暖める暖房器具です。
パネルヒーターのようにスイッチを入れたらすぐに暖めることはできませんが部屋全体を暖めることができますよ。
ただオイルヒーターは風通しの良い部屋は冷気が入りやすいため使うのに向いていません。
風通しの良い木造の場合は要注意です。
共通しているメリットとデメリット
メリットはパネルヒーターもオイルヒーターも温風を出さないので空気を汚さずに部屋を暖めることができますね。
どちらも比較的乾燥しにくいですし、石油ストーブのように空気を汚さないため換気も最低限で済みます。
デメリットは部屋全体を暖めるのは不向きor時間がかかることでしょうか。
パネルヒーターはそもそも部屋全体を暖めるには力が足りません。
扇風機のように補助的な感じで使うことになりますね。
オイルヒーターは部屋全体を暖めることができる暖房器具ですがオイルがたまるまで少し時間がかかります。
物や使用環境によりますが部屋全体が暖まるまでだいたい20~30分程度かかりますね。
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オイルヒーターとパネルヒーターは電気代が高い分類の暖房器具!?
パネルヒーターとオイルヒーターの電気代は大体同じですが他の暖房器具と比べたらどうなんでしょうか?
暖める範囲が限定される暖房器具と言えばコタツですね。
同じスポット的に暖める暖房器具でもパネルヒーターは1時間あたり約14~25円に対し、コタツは1時間あたり約2~5円です。
部屋全体を暖める暖房器具ならエアコンですが1時間あたり約5~35円ほど。
つまりパネルヒーターもオイルヒーターも暖房器具の中では電気代が高い方になりますね。
電気代が安い暖房器具はスポット的に暖めるものならコタツや電気毛布、部屋全体を暖めるものならエアコン(古いタイプは除く)でしょうか。
長時間部屋にいて全体を暖めたいならエアコンが安定かも
昔はエアコンの電気代が高いと言われていましたが現代では安くなっていますね。
逆に古いエアコンの場合は電気代がもっと高くなるでしょう。
エアコンは長時間稼働した際は先ほど書いた電気代になりますが短時間の利用になるとそれより高くなります。
これは寒い部屋を一気に暖めようとするため電気代が高くなるんですね。
ある程度部屋の温度が上がれば省エネモードに切り替わるため電気代も抑えることができます。
暖房器具の中で電気代が高い分類ではあるけど…
パネルヒーターとオイルヒーターは最近注目されている暖房器具ですが、どちらも空気を汚さずお手入れが簡単なのは魅力的ですね。
また火事の心配がなく安全性が高いのもメリットです。
特に小さなお子さんやペットがいるご家庭だと安全性が高いというのは重要なポイントではないでしょうか。
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