しゃっくりになる4つの原因と6つの止め方
2016/02/04
しゃっくりはウイックと行き成り出てきてしかも中々止まらないのでイヤですよね。
そのうち止まるんですが止まってほしいときに限ってしゃっくりが全然止まらなかったり…。
どうしてしゃっくりになるのかその原因は?しゃっくりはどうやったら止めることができるのか?
次から早速しゃっくりの原因とその止め方についてお話していきますね。
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しゃっくりには3つの種類がある
実はしゃっくりには3つの種類があることをご存じでしょうか。
一般的にしゃっくりと言われると横隔膜刺激のしゃっくりのことを指すんですが、これはお腹と胸に挟まれている横隔膜が刺激されて起きてしまうしゃっくりのことです。
他にも中枢性しゃっくり・末梢性しゃっくりがあります。
中枢性しゃっくりは中枢神経が刺激されて起きるしゃっくりで、脳の病気やアルコール中毒の症状として現れるため危ないしゃっくりです。
末梢性しゃっくりは中推神経から伸びている細かい神経繊維・末梢神経が刺激されて起きるしゃっくりで、喘息や肺炎など原因で発生するしゃっくりと言われています。
中枢性・末梢性しゃっくりは病気が原因で起きることが多いので、これらふたつのしゃっくりについてはお医者さんに任せるとして…。
今回は横隔膜刺激により起こるしゃっくりについてお話していきますね。
しゃっくりが出るのは横隔膜がけいれんするのが原因
基本的にしゃっくりが出るのは肺の下部にある肺と腹を隔てている筋肉である横隔膜がけいれんするのが原因です。
横隔膜がけいれんすることで声帯の筋肉が収縮するため、狭くなってしまった声帯を息が通るためにヒイックとしゃっくりが出てしまうんですね。
ではどのようなことをしたらしゃっくりが起きてしまうのでしょうか?
次からしゃっくりを引き起こしてしまう可能性がある行動を紹介していきますね。
炭酸が多い飲み物や熱い食べ物を食べたときなど飲食でしゃっくりが引き起こされることも
からいすぎたり熱すぎる食べ物や炭酸が多い飲み物を摂取すると、喉の奥が刺激されてしゃっくりが起きてしまいます。
普通の食べ物や飲み物なら喉の奥に当たってもしゃっくりは起きないんですが、炭酸飲料やからいものなど刺激が強いものが当たることでしゃっくりが引き起こされるんですね。
それから食事の際よく噛んで食べない人はしゃっくりが出やすいんだとか。落ち着いてゆっくりよく噛んで食事を楽しむようにしましょうね。
大声・高い声や大笑いするとしゃっくりが出るケースも
急に大きい声や高い声を出すと横隔膜がけいれんしてしまってしゃっくりが出ることがあります。
また大笑いしても同じく横隔膜がけいれんしてしゃっくりが出るケースもありますが、笑い方は人によってそれぞれなので、自分はよく笑ってるけどしゃっくりなんて起きないよという人もいると思います。
一緒に大笑いしていても自分はしゃっくりが出るのに友達は出ていない…ということもよくありますよね^^;
驚くと神経が刺激されてしゃっくりが起きる
飲食や声の他にも驚いてもしゃっくりが起きる原因となります。
いきなりわっと驚かされたり何かが上から落ちてきて体がビックリすることで、一瞬ですが神経が刺激されてしまうんです。
その刺激が横隔膜まで伝わってしまうとしゃっくりが起きてしまうんですね。
ストレスはしゃっくりにも関係してくるのか…
そしてストレスが原因で起こるしゃっくりもあるんです。
ストレスが原因で起きるしゃっくりは横隔膜が刺激されて起きるのではなく、ストレスによる不安で起きてしまうしゃっくりです。
普通のしゃっくりの止め方をしてもストレスが原因のしゃっくりにはあまり効果がないことも。
ストレスによるしゃっくりを止めるには原因であるストレスの元を絶つのが一番ですね。
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しゃっくりの止め方はいろいろあるので自分に合ったものを探そう
しゃっくりを止める方法はたくさんありますね。
その中でもどれが効果的なのかは個人によって違うため実際に試してみるまでわかりません。
しゃっくりの止め方を6つ紹介するので自分に合うかどうか試してみてくださいね。
水を飲んでしゃっくりを止める方法
水を飲んでしゃっくりを止める方法は冷たい水を一気に飲むか、コップの反対側から水を飲むふたつの方法があります。
コップの反対側から水を飲む方法ですが、普通コップで水を飲む際は手前のフチに口をつけますよね?
手前のフチではなくコップのフチの奥側につけて水を飲みます。
アゴがコップの真ん中ぐらいに来る状態になりますので顔をあげたら水がこぼれてしまうのでお気をつけて。
息を吸って吐いてしゃっくりを止める方法
息を限界まで吸い続けて10秒ほど息を止めてください。
次にゆっくりと時間をかけて息を吐いたらゆっくりと息を吸ってください。
息をギリギリまで吸う&肺を空気でいっぱいにして息を止めることで、横隔膜の位置を下げ動かなくなることでけいれんが落ち着くんです。
ただ息を止めたあと勢いよく息を吐いてしまうと、また横隔膜が膨らんでけいれんしてしまうので、必ずゆっくりと息を吐くようにしてくださいね。
舌をひっぱってしゃっくりを止める方法
舌を引っ張ると喉の奥にある神経が刺激されることでしゃっくりが止まります。
思いっきり舌を引っ張ると痛いのでやさしく10秒ほど引っ張りましょう。
一目があるところで舌を出して手で引っ張っていると、周りからドン引きされるかもしれないのでこっそりと人がいないところでやりましょうね!個室のトイレなど人の目がないところに移動してやるのをオススメします。
指を耳に入れてしゃっくりを止める方法
両耳に指を入れたまま30秒ほど待って一気に指を抜いてください。
耳の奥にある鼓膜がしゃっくりと関係のある神経と繋がっているので、耳をふさいで一気に開放することで気圧が変わり神経が刺激されしゃっくりが止まるんです。
簡単にできますし舌を引っ張る方法よりも一目が気にならないので、しゃっくりを止めるのにオススメの対処法です。
甘いものを口いっぱいに食べてしゃっくりを止める方法
甘いものを食べると意識が食べ物の方に向かうのでしゃっくりが止まります。
また甘いものを食べることで末端神経が刺激されるのも、しゃっくりを止めるのに有効だと言われていますね。
驚かせてしゃっくりを止める方法
これはご存じでよくやっている方が多いしゃっくりの止め方ではないでしょうか。
よく驚かせるとしゃっくりが止まるから驚かせてと頼まれるor相手を驚かしてしゃっくりを対処する人は多いと思います。
どうして驚くとしゃっくりが止まるのかというと、驚くことで横隔膜の神経が刺激されるためしゃっくりが止まるんです。
ただ横隔膜のけいれんが止まるくらい大きな驚きを与えるのは難しいため、驚かせてもしゃっくりが止まらない…という声をよく聞くんだと思います。
しかし驚いたのが原因でしゃっくりが起こるのに、驚かせればしゃっくりを止めることができるなんて面白いですね。
しゃっくりの主な原因は横隔膜がけいれんしてしまうこと
以上しゃっくりの原因としゃっくりを止める方法をお話しました。
横隔膜がけいれんしたことにより起きるしゃっくりは病気ではないので体に害はありません。
ですがウイックとしゃっくりが出るのは気持ち悪いですしうっとおしいですよね。
しゃっくりが出て今すぐに止めたいときは、今回紹介したしゃっくりを止める方法を試してみてくださいね。
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