手の皮が剥ける4つの原因と対処法まとめ
季節の変わり目は体調を崩しやすいですが、季節の変わり目になると手の皮が剥けるという人も少なくありません。
ただ季節の変わり目だけでなく、引っ越しをしたり職場や学校が変わったりなど環境が変わることで手の皮が剥けやすくなる人もいます。
今回はそういった手の皮が剥ける原因とその対処法についてまとめました。
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手の皮が剥ける原因は主に4つ
・水虫(白癬)
・乾燥
・ストレス(自律神経の乱れ)
・汗
それでは次からひとつずつ解説していきますね。
白癬菌(はくせんきん)が繁殖することで起こる
カビの1種である白癬菌が繁殖することにより起こる現象で、一般的に水虫と呼ばれる症状ですね。
指の間にできて皮がふやけたりただれたりしたり、小さな水ぶくれができたり、皮膚が剥けてひび割れしたり皮膚が固くなったりします。
人によってはかゆみを伴うこともあるようです。
日本内では足に感染している人が多いようですが、足だけでなく手や爪にも感染するんです。
ちなみに手の場合は手白癬、爪の場合は爪白癬と呼ばれます。
白癬菌により手の皮が剥ける場合は、他の症状と違って両手ではなく片手のみ症状が出ることが多いのが特徴です。
汗が原因で起こる汗疱(かんぽう)が原因かも
汗疱(異汗性湿疹)は汗や金属アレルギーが原因と言われてはいますが…実はハッキリとしたことは未だにわかっていないんです。
汗疱の症状は白癬とよく似ていて素人には判断がつきません。
ただ水虫と違って菌によって起こるものではないため、汗疱は人に移ったりはしないんです。
乾燥した季節や水仕事をよくする人は注意
手が乾燥すると肌の表面にある油分が失われてしまい、バリア機能も失ってしまうので皮膚が刺激に弱くなります。
バリア機能が低下してしまったせいで手の皮が剥けてしまうんですね。
人間の肌は皮脂膜により乾燥から守られているんですが、手は皮脂膜が作られにくいのでちょっと厄介です。
皮脂膜は手を洗うと流されるため、水仕事をしている人は特に手が乾燥しやすくなってしまい手の皮が剥けてしまうんですね。
ストレスにより自律神経が乱れることで手の皮が剥けてしまう
ストレスがたまると自律神経が乱れてしまうことがあります。
自律神経は心臓を動かしてくれたり食べ物を消化してくれたりと、自分が意識せずに行ってくれる働きのことです。
そんな自律神経には交感神経と副交感神経のふたつあるんですが、ストレスにより自律神経が乱れてしまうとこのふたつのバランスが崩れてしまうんです。
バランスが崩れてしまうと皮膚に必要な酸素や栄養が届かなくなり、肌荒れや手の皮が剥けてしまうんですね。
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手の皮が剥ける4つの原因の対処法
白癬菌かどうかは素人では判断が難しい
白癬菌かどうかを素人が判断するのは難しいですし、自己判断で適切ではない薬を使用し続けて悪化してしまう恐れもあります。
ですので自己判断せずにまずは皮膚科に行って見てもらいましょう。
皮膚科で診察してもらえれば症状に適切な薬が処方されるので、自己判断で薬を使うよりも安心です。
白癬と同じく汗疱も皮膚科で見てもらおう
汗疱も素人では判断が難しいため、ちょっとでもおかしいなと違和感を感じたら、皮膚科にいって見てもらいましょう。
白癬にしろ汗疱にしろそのまま放置していてはツライだけなので、早めに病院にいって薬を処方してもらった方が楽になれます。
乾燥が原因で皮が剥けるなら保湿をすれば大丈夫
手を乾燥させないようにハンドクリームなどを塗って手をしっかりと保湿してあげましょう。
水仕事をする際は乾燥から守ってくれる皮脂膜が流れないように手袋をするのも効果的ですよ。
ストレスをためない生活をすることが必要
ストレスがたまりがちで自律神経を乱してしまわないように、ストレスをためない生活をすることが大切です。
…と言うのは簡単ですがそれを実行するのが中々難しいんですよね。
ストレスを解消するにはストレッチやウォーニングをして軽く体を動かしたり、お風呂にゆっくりと浸かったりするなどして、自分に合ったストレス解消法を探してみましょう。
またストレスに効果的な栄養素を摂るのも良いですね。
ビタミンA・C・E、タンパク質、カルシウム、酵素、良質のコレステロールなど。
ストレスに効果的な栄養素は緑黄色野菜・牛乳・魚・卵などに含まれています。
白癬や汗疱かもしれないと思ったら皮膚科へGO
以上手の皮が剥ける原因と対処法についてお話しました。
白癬や汗疱は素人では判断&対処が難しいため皮膚科に早めに行って薬を処方してもらうことをオススメします。
乾燥やストレスにより自律神経の乱れから手の皮が剥けるのなら、自分で対処できるので気持ち的にはこちらの方が楽かもしれませんね。
手が乾燥しないようにハンドクリームなどでしっかりと保湿し、ストレス解消を適度にして自律神経が乱れてしまわないように気を付けましょう。
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