土用の丑の日の由来やうなぎを食べる意味は?2016年はいつにあるの?
土用の丑の日…と言えばうなぎを食べる日ですね。
しかしなぜ土用の丑の日にうなぎを食べるのでしょうか?
また2016年の土用の丑の日はいつなんでしょうか?
土用の丑の日にうなぎを食べる意味や由来についてお話しますね。
スポンサーリンク
2016年の土用の丑の日はいつなの?
2016年の土用の丑の日は7月30日の土曜日です。
それから実は土用の丑の日は夏だけじゃないんです。
春夏秋冬に土用の丑の日は存在するんですよ。
春…4月25日の月曜日、秋…10月22日の土曜日と11月3日の木曜日、冬…1月20日の水曜日と2月1日の月曜日。
どうして土用の丑の日にうなぎを食べるの?
土用の丑の日になぜうなぎを食べる習慣が出来たのでしょうか?
土用の丑の日にうなぎを食べるようになった由来は色々な説がありますが、中でも一番有名なもの説を紹介しますね。
江戸時代の学者・発明家などたくさんの肩書を持つ平賀源内により、土用の丑の日にうなぎを食べるようになったと言われてます。
そもそもうなぎの旬は冬…なのにどうして夏に食べるのでしょうか?
当時うなぎ屋さんが夏場の売り上げが伸び悩んで困っていたので平賀源内に相談したんですね。
そこで平賀源内が「本日丑の日」という張り紙を店に貼るのはどうかと発案し、実際にそのフレーズを書いて店に貼りだしたところ大繁盛!
また当時は丑の日にちなんで「う」から始まる食べ物を食べると夏負けしないという風習がありました。うめぼしやうどんなどがそれに当たりますね。
この風習と本日丑の日により土用の丑の日にうなぎを食べる風習が広まったんですね。
そしてその風習が現代まで続いていると( ´∀`)
スポンサーリンク
でもなんで土用の丑の日にうなぎを食べるのは夏限定なの?
土用の丑の日は夏だけでなく春夏秋冬にありますが、うなぎを食べるのはどうして夏の土用の丑の日だけなんでしょうか?
平賀源内が発案したキャッチコピー「本日丑の日」が夏の土用丑の日だったので、土用の丑の日と言えば夏の土用の丑の日になるんですね。
土用の丑の日ってそもそも何を意味してるの?
土用の丑の日は「土用」の「丑の日」という意味です。
土用の意味とは?
土用は立春・立夏・立秋・立冬の前のおよそ18日間のこと。
一般的な土用は春…立春の前およそ18日間(1月17日~2月3日頃)
夏…立夏の前およそ18日間(4月17日から5月4日頃)
秋…立秋の前およそ18日間(7月20日から8月6日頃)
冬…立冬の前およそ18日間(10月20日から11月6日頃)
でも土用の丑の日にあたる土用は立秋の18日間前の期間なんですよねー。
そしてこの土用ですが五行で定められた暦なんです。
五行とは木行・火行・土行・金行・水行でそれぞれ季節の象徴となっているんですよ。
春…木
夏…火
季節の変わり目…土
秋…金
冬…水
季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を土に当てて土用と呼ぶことで、見事に1年を五行に振り分けることができました^^
じゃあ丑の日はどんな意味?
丑の日は十二支の子(ね)・丑(うし)・寅(とら)…の丑のことです。
十二支と言えば年を数えるときに使う今年の干支ですが、他にも方角・月・日にちを数えるのにも使われるんですよ。
つまり土用の丑の日とは?
18日間の土用の期間のうち12日周期で割り当てられている十二支の丑の日が土用の丑の日…というわけです。
スポンサーリンク