浴衣と着物の違いは何?浴衣と着物の3つの違いを解説
夏には花火大会などお祭りがたくさんありますよね。
そして夏のお祭りで着ていく服と言えば浴衣!
ところで浴衣と着物の違いって何かわかりますか?
浴衣も着物も似たような感じなのではっきりとこう違うんだよって説明できませんよね。
わたしも薄い生地が浴衣でそうじゃないのが着物かなぁ…なんて曖昧にしかわからなかったので、浴衣と着物はどこが違うのか調べてみました!
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浴衣と着物の違いってなに?
浴衣と着物は見た目のかたちが一緒で、そもそも浴衣は着物の仲間なのでそう違いはありません。
ということは浴衣と着物って一緒なんじゃないの?と思うかもしれませんが…大きな違いが3つあるんです。
・寝巻に出来て素肌に着るのが浴衣でそうじゃないのが着物
・浴衣は下に着るのは下着だけだけど、着物は長じゅばん(半じゅばん)を必ず着用する
・浴衣は木綿が主に使われているが、着物は木綿の他にウールや化学繊維や絹が使われている
つまり寝巻として使えるか・長じゅばんを着るか・素材の違いが浴衣と着物の違いなんです。
長じゅばんってどんなものなの?
長じゅばんとは着物の下に着るものです。
長じゅばんを着ると着物を2枚重ねたか着方になるんですよ。
着物を着るときの下着のようなものですね。
着物に近い浴衣も長じゅばんを着ないの?
基本的には浴衣は長じゅばんを着ませんが、高級浴衣は浴衣としてそのまま使うこともありますが、長じゅばんを着て使うこともあります。
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現代の浴衣はひとつだけでなく2種類ある!?
浴衣といっても現代で着る浴衣は実は2種類あるんです。
ひとつは温泉宿で着るような夕涼み着としての浴衣で、もうひとつが花火大会など祭りで着るようなお洒落義としての浴衣となります。
昔は浴衣のことを湯帷子と呼んでいたそうな
昔は浴衣のことを湯帷子(ゆかたびら)と呼んでいました。
お風呂上りに着る服として着用されたのが浴衣の始まりなんだとか。
浴衣は日常に着る着物とは区別されて夕涼みするために着られていたそうです。
現代でも温泉から出たときに浴衣を着るときはありますが、どちらかというと夏祭りなどでお洒落として着ることが多いですよね。
国際交流で夏でもないのに浴衣を着るのはどうしてだろう?
国際交流の場で夏じゃないのに浴衣を着て交流している人たちがいますが、どうして着物じゃなくて浴衣なんだろうと疑問に思ったことはありませんか?
着物は浴衣と違って長じゅばんを着るなど、着付けのマナーがいろいろあって着るだけでも大変なんですよね。
手間も時間もかかるなら見た目同じような浴衣でもいいのでは?という理由で着物より浴衣を着るのではないのでしょうか。
それに普段から着物が家にある人の方が少ないと思いますし着物は高いですからね^^;
浴衣なら比較的安価で購入できますし、夏祭りなどで着る機会があるので着物よりは持っている人が多いと思います。
夏以外に浴衣を着ると寒いと思いますが(特に秋冬)、室内なら暖房があるのでそれほど寒くありませんし、ラフに着れる浴衣の方が相手にも着せやすいですし^^
浴衣と着物の違いまとめ
浴衣と着物の違いは主に次の3つです。
・寝巻としても使えるか
・長じゅばんを着用するか、
・素材
浴衣は温泉宿などで着ることもありますが、基本的にラフな感じなのが浴衣ですよね。
逆に着物はお正月などかしこまった場所で着ることが多いです。
そして着るのも浴衣に比べて決まりがあったりしていろいろ大変ですよね(´Д`)
気楽に着用できるのが浴衣できちんと着こなさないといけないのが着物…といったところでしょうか。
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