重曹は口に入れても大丈夫？重曹の効果や種類についてまとめ

最近重曹が良いよってよく効くけど…重曹って食べても害がないのかな？

重曹には3つの種類がありそれぞれ用途により使用法が違ってきます。

今回は最近注目されている食用重曹の効果や重曹の種類についてお話しますね。

 

重曹には食用・工業用・薬用の3種類がある

一般的に多く知られている重曹は工業用の重曹でしょう。

工業用の重曹はよく掃除などに使われています。

しかし重曹には3つの種類があり用途や目的によりいろんな使い方があるんですよ。

食用→スーパーやホームセンターなどで購入可能。食用重曹は食べる（口に含む）ことができる。

工業用→スーパーやホームセンターなどで購入可能。掃除によく使われる重曹がコレ。

薬用→薬局などで購入可能。薬用重曹はうがいなど口に含むことができる。

3種類の重曹の中で口に含んではいけないものは工業用です。

重曹→口に含んでもＯＫ→なら掃除に使ってる重曹でうがいしてもいいか、とならないように要注意ってことですね。

3種類の重曹は成分がそれぞれ違うわけではなくほとんど同じです。

ただ製法が違うので重曹に含まれる不純物や粉の粗さが違ってきます。

食用→不純物が少なくて粉が細かい

工業用→不純物が多めで粉のキメが粗い

薬用→不純物が非常に少なく粉が細かい

食用重曹だけど摂取しすぎはＮＧなので許容量を超えないようにしよう

重曹にはナトリウム（塩）が含まれているため、たくさん重曹を摂取してしまうと塩分をたくさん摂取してしまう→むくんだり血圧が上がってしまいます。

ですので食用重曹は許容量（1日5g以下）を超えないように摂取しましょうね。

食用重曹の効果は何があるの？

食用重曹には虫歯予防・痛風予防・肉をやわらかくする効果があります。

重曹で虫歯予防ができる…だと

まずは普通に歯磨きした後100ccの水に小さじ1/2の重曹を入れて、その水を口に含んでうがいしてください。

これを毎日続けるだけで虫歯予防だけでなく歯周病の予防もできるので一石二鳥ですよ＾＾

 

痛風予防にも食用重曹は良いですぞ～

痛風とは尿酸が関節の中で結晶化してしまう関節炎のことです。

関節炎はいきなり起こるため痛風発作とも呼ばれており、名前の通り風が吹くだけでも痛い…という非常につらい疾患なんです。

発作を予防するために食事制限がつらい上に、発作が出たときの痛みはとんでもないので聞くだけで恐ろしいですね。

重曹には尿酸を排出するはたらきがあるので、お肉を食べる時にコップ1杯の水にティースプーン1杯弱の食用重曹を入れて飲むと、痛風予防の効果が期待できますよ。

食用重曹だから料理にだって使えるんです

軟水効果やタンパク質を分解してくれる効果がある重曹を使えば、固くて安価なお肉もやわらかくできちゃいますよ。

ただし重曹を使えばすぐにやわらかくなるわけではなく、下ごしらえが必要になる点にご注意ください。

お肉を調理する前日に重曹をお肉にたっぷりとすりこんでください。

重曹をお肉にしっかりとすりこんでおくだけで、翌日スーパーで買った安いお肉がやわらか～いお肉に大変身！

時間がないときでも1時間ほど重曹につけておくだけでも違うので、やわらかいお肉が食べたいときは重曹を使って下ごしらえをすることをオススメします。

重曹をお肉にすりこむだけなので簡単にできますし＾＾

食用重曹の使い道はほかに何があるの？

お肉をやわらかくしてくれる食用重曹ですが、パスタをモチモチにすることだって出来ますよ。

まず水に重曹を溶かして入れてください。

水が沸騰したらいつもと同じようにパスタを作るだけです。

重曹を水に入れてその水でパスタを作ることで、ビックリするくらいパスタがモチモチ食感になるのでオススメですよ＾＾

重曹の種類や食用重曹についてまとめ

重曹には食用・工業用・薬用の3つの種類がある。

食用重曹はからだに害はありませんが大量に摂取するのは危険です。

1日の許容量（1日5g以下）を守って食用重曹を摂取しましょうね。

お肉をやわらかくしたりパスタをモチモチ食感にできたり、痛風予防や虫歯・歯周病予防ができる重曹。

ぜひ許容量を守って重曹を活用してみてくださいね＾＾