アジサイは育てるのが難しい?鉢植えでのアジサイの育て方は?
梅雨にキレイなアジサイを見かけて家でも育ててみたいなぁと思ったことはありませんか?
ただ実際にアジサイを育ててみると花が咲かなくてなんで!?となったり、花は咲くけど年々小さくなっていく…など、初心者には育てるのが難しいのがアジサイです。
今回は育てるのが難しいけど美しい花を咲かせてくれるアジサイの鉢植えでの育て方についてお話します。
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アジサイの苗は1年中手に入るが植える時期はいつがいい?
アジサイの苗は1年中販売されているのでいつでも入手できますね。
ですがアジサイの苗を植える時期はいつ頃がいいのでしょうか?
アジサイの苗を植えるのは3月から4月もしくは9月ごろが適した時期です。
アジサイを育てる鉢植えはどんなものを用意すればいい?
苗ポットよりも1~2回り大きな鉢植えを用意してください。
その鉢植えに鉢底石や鉢底石を敷いてから用土を入れます。
ポットから苗を取り出したら手で軽く根っこをほぐして植えつけてください。
アジサイのための土づくり
アジサイは水はけの良い土が大好きです。
鉢植えでアジサイを育てる場合は赤玉土に完全堆肥や鹿沼土や腐葉土などを混ぜた用土を準備してください。
アジサイの花の色をピンクにしたいなら小粒の赤玉土7:腐葉土3くらいの割合で混ぜて土をアルカリ性にすればOK.
花の色を青色にしたい場合は小粒の赤玉土5:腐葉土3:ピートモス2くらいの割合で混ぜて土を酸性にしましょう。
アジサイは土の酸度によって花の色が変わるため、こうやって用土を調整することで好きな色のアジサイの花を咲かせることができますよ^^
アジサイは乾燥が大っ嫌い!鉢植えで育てるなら水やりはたっぷりと
大きな葉っぱをつけるアジサイは水分の蒸発が多いため乾燥が大の苦手です。
アジサイの学名はハイドランジア…日本語では水の器という意味で、アジサイ自体が水を好む性質であることがわかりますね。
土が乾燥する前にアジサイに水を与えるようにしましょう。
特に鉢植えの場合は水切れしやすいので注意が必要です。
夏場は乾燥に注意しないとすぐに水切れになり株が枯れてしまうことも少なくありません。
地植えなら鉢植えよりも水やりが楽なので(日照りが続いたときに水やりする程度)、水やりが面倒ならば鉢植えより地植えにした方が良いかもしれませんね。
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アジサイの肥料は?
肥料は冬と夏~初夏に与えましょう。
冬の間に与える肥料は穏やかに長く効くタイプのものを。油かすと骨粉を混ぜたものを株元に与えましょう。
夏~秋に与える肥料は即効性のあるタイプが適しています。即効性のある化成肥料か10日に1回ほど液体肥料を与えましょう。
鉢植えでアジサイを育てるならⅠ~2年に1回は植え替えをする
アジサイは根っこの成長が早くて根詰まりを起こしやすい花です。
なので鉢植えで育てるなら1~2年に1回はアジサイを植え替えてあげてください。
アジサイを植え替えるタイミングは鼻が咲き終わった後の7月下旬~9月ごろ。
一回り大きな鉢に植え替えるのがポイントです。
アジサイを鉢植えで育てるなら剪定も必要かも
毎年成長して綺麗な花を咲かせてくれる多年生の植物であるアジサイ。
そんなアジサイを鉢植えで育てていると年々枝が大きくなったとき、形が崩れてしまったり場所を占領してしまいますよね。
株や全体のサイズを保つためにアジサイの剪定を行うんです。
アジサイの剪定は鼻が咲き終わったあとすぐに行います。
8月から10月ごろに翌年の花芽が出るため剪定をするなら7月中に行うこと!
咲き終えたアジサイの花とすぐ下の節を一緒に切り取り、すべての花と直近の節を切り取っていきます。
それでも全体的にバランスが悪いなら枝をもう一節分切り取りましょう。
またアジサイ・アナベルの場合は7月中に剪定をする必要がないため、アジサイを始めて育てるならアナベルの方が優しいかもしれませんね。アナベルの剪定は11月が適期です。
綺麗な花を咲かせるアジサイは最近人気が急上昇
最近母の日や父の日のプレゼントとしてアジサイの人気が高まってます。
梅雨のジメジメでうんざりとした気分も、綺麗に咲いてくれるアジサイを見ると心がやすらかになりますし人気が出るのもわかりますね^^
自分でアジサイを育てるなら土の酸度を調節して青~ピンクに変化する花を楽しむのも面白そうです。
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