ペチュニアの種まきの時期はいつ?ペチュニアを育てるときのポイント
ガーデニング初心者でも育てやすいペチュニアは、鉢植えでも花壇に植えても見栄えが良い花です。
ペチュニアは花壇の女王と呼ばれるくらい、ガーデニングや花束などフラワーアレンジメントによく使われる人気が高い草花なんですよ。
今回はそんな花壇の女王であるペチュニアの育て方についてお話します。
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ペチュニアは多年草だけど一年草扱いなのはどうして?
本来ペチュニアは多年草ですが一年草扱いされるのはなぜでしょうか?
それはペチュニアは日光を好みますが寒さにはとても弱いからです。霜が降りるころにはペチュニアは枯れてしまいます。
冬を越すには非常に気を使わなければいけないので難しいですね。
それなら次の年に新しい苗を買った方が楽…というわけで、ペチュニアは一年草扱いされるんですよ。
ペチュニアは種or苗どっちから育てる?
ペチュニアは種まきと苗植えから育てることができる植物です。
一般的には苗を鉢や庭に植えて育てることが多いですね。
ペチュニアは開花期間が長いのと小花をいっぱい咲かせるので、花壇にボリュームを持たせたいときに大変役に立つ花です。
ペチュニアの種まきの時期は?
ペチュニアの発芽温度が22度なので、ペチュニアの種まきは4月~5月が適しています。
ペチュニアの種は小さくて指でつぶしてしまいやすいので注意してください。
種をまくとき紙の上にタネを乗せて軽くトントンとたたきながらまくと、種を潰さずに&重ねずにまくことができますよ。
種をまき終わったら霧吹きでやさしく水を吹きかけましょう。
また4月に育てるときはまだ気温が低い日もあると思うので、その日は室内でペチュニアを育ててあげましょうね。
ペチュニアの種まきの手順
種まき用土か、赤玉土・ピートモス・パーミキュライトなどの水はけの良い用土を準備してください。
底の浅い箱やセルトレイに用土を入れて湿らせ、種が重ならないように5センチほどの間隔で種をまきます。
種をまき終わったらビニールやラップを被せて用土が乾燥するのを防ぎ、日陰の涼しいところで管理してあげてください。
1週間ほどするとペチュニアの芽が出てくるので、そうしたら日陰→半日陰に移動させてビニールorラップを外します。
本葉が2~4枚くらい出てきたら鉢やプランターもしくは庭に植え替えましょう。
ペチュニアはナス科の植物なので連鎖障害に気を付ける
ペチュニアを含むナス科の植物は連鎖障害が起こるので、去年育てた土に今年もまた植えればいいか…としないでください。
連鎖障害が起こり虫がついて成長が阻害されるからです(´・ω・`)
ですので新しい土に入れ替えるか、庭で植えて育てる場合はナス科じゃない植物を1年ごとに交互に植えるなどして連鎖障害を避けましょう。
じゃあ土を変えるなら鉢植えやプランターも新しいのに変えた方がいいのかな?
土は新しくのに変える必要がありますが、鉢植えやプランターは以前使ったものをそのまま使ってかまいません^^
ペチュニアの土づくりは?
市販の培養土を使ってもOKですよ^^
ペチュニアは水はけの良い弱アルカリ性~中性の用土が好きです。
なので赤玉土6:腐葉土3:川砂1に苦土石灰を混ぜた土を使うといいでしょう。
ペチュニアは強酸性が苦手なので鹿沼土やピートモスは使用しないようにします。
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ペチュニアの水やりと肥料はどうする?
土が長時間濡れていると根が腐ることがあるので土が濡れていたら水をやるのは避けます。
土が乾いていたら水をたっぷりと与えてあげましょう。鉢やプランターで育てている場合は鉢底から水が流れるくらいタップリと。
また夏場はすぐに水分が蒸発してしまうため、朝と夕方の涼しい時間帯に土の状態をチェックしてみてください。
そのとき土が乾燥しているようなら1日2回ほど水を与えても大丈夫です。
あとは水やりをするとき土に注ぐようにして水を与えることがポイントです。
花に水をかけてしまうと傷んでしぼんでしまうので注意してくださいね。…といってもペチュニアは水やりで傷む以上の勢いで毎日花が咲くため、あまり気にしないでバシャバシャかけてもかまいません。
肥料はペチュニアの花が咲いている期間は必ず与えるようにします。
ペチュニアはとにかく咲き乱れるため肥料が切れてしまうと途端に花が咲かなくなってしまいます。
ペチュニアの花が咲いているときは10日に1回ほど液体肥料を与えることを忘れないでくださいね。
ペチュニアは日光が大好きなので日当たりの良い場所で育てる
ペチュニアはとにかく日光が大好きなので日当たりが良い場所に植えて育てましょう。
また夏の暑さにも強く真夏でも日光を当てていて枯れることはないです。
ただ35度を超えるとさすがにペチュニアも元気がなくなり、花が咲くのが止まったり生育が止まります。
気温が上がると水切れも起きやすくなるので、35度を超えたら半日陰で育てるようにすると良いですね。
ペチュニアを綺麗に咲かせるには摘芯や切り戻しなど剪定をしよう
ペチュニアの芽が30センチくらい伸びたらつるの先を切りましょう。
すると脇芽が出て株が大きく育つので花が増えます。
芽の最初を摘むんで脇芽が出て株が大きくなり花が増えるのを摘芯と言います。
ペチュニアの花がある程度咲いてひと段落したら、株全体を半分~三分の一に切り戻しをすると、より株が大きくなりますよ。
切り戻しをすることで梅雨時の蒸れ対策にもなります。
夏の暑さの中でもグングン育ち丈夫なペチュニアは初心者でも育てやすい
ガーデニングの女王と呼ばれるペチュニアは、真夏でも花を咲かせるくらい丈夫なのでガーデニング初心者でも育てやすい花のひとつです。
これからガーデニングを始めようかなと思っている方は、是非ペチュニアを育ててみてくださいね^^
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