ブロッコリーの効能と栄養素を失わずに食べれる調理法について

とても栄養価が高いブロッコリーは健康面で大変助かります。

調理面でもシチューやサラダなどいろんなものに合うため、ブロッコリーは非常に使い勝手が良い野菜でもあります。

ブロッコリーには美容効果の他にもがん予防にもなったりと、まさにブロッコリーですね！

そんな緑黄色野菜のひとつで栄養価が高いブロッコリーの効能や、栄養素をできるだけ失わずに食べることができる調理法についてお話します。

 

ブロッコリーに含まれる栄養素とは？

ビタミンやミネラルがとても豊富なブロッコリー。

中でもビタミンＣが非常に多く含まれており、なんとレモンのおよそ2倍のビタミンＣがブロッコリーには含まれています。

ブロッコリーに含まれるビタミンとミネラルですが、

ビタミン→ビタミンＡ・ビタミンＢ群・ビタミンＣ（特に多い）・ビタミンＥ・ビタミンＫ

ミネラル→鉄分・マグネシウム・カルシウム・カリウム・亜鉛

などの栄養素が非常に多く含まれているためブロッコリーは健康面でとても助かる野菜ですね。

あとは食物繊維・タンパク質・葉酸・βカロテンなどブロッコリーには書ききれないほど栄養素がいっぱい詰まっています。

ブロッコリーにはどんな効能があるの？

ガン予防

ブロッコリーに含まれるグルコラファニンという物質には、胃がんのリスクが高まるピロリ菌などを取り除くはたらきがあるので、ブロッコリーを食べることで胃がんになるリスクを下げることができますよ。

それからインドール3カルビノールという成分により、細胞の異常な繁殖を防ぐことができるためガン予防ができると考えられているんです。

動脈硬化の予防も期待できる

ビタミンＣが豊富なブロッコリーを食べることで、血管を強く丈夫にできる→動脈硬化を予防することができます。

葉酸が不足していると動脈硬化になるリスクが上がると言われております。

ブロッコリーに葉酸も豊富に含まれており、更に葉酸の吸収を高めてくれるビタミンＣも豊富…そんなブロッコリーは動脈効果の予防に物凄く期待できるというわけです♪

骨を丈夫にできるので骨粗しょう症の予防にも良い

ブロッコリーにはビタミンＫやカルシウムが豊富に含まれているので、骨を丈夫にでき骨粗しょう症など骨の病気を予防できる効果も期待できます。

骨を丈夫にする＝カルシウム＝牛乳とイメージしがちなので、ブロッコリーにより骨を丈夫にできるだなんてちょっと意外ですね。

風邪予防にもブロッコリーは良いだってー！？

βカロテンが豊富なブロッコリーを食べることで免疫力アップが期待できます。

ブロッコリーにはビタミンやミネラルが豊富なので、風邪の予防にも優れた野菜なんですよ。

しかもブロッコリーの旬は風邪が流行りやすい季節の冬。

冬に風邪を引きやすい人はちょうど旬であるブロッコリーを積極的に食べるようにしたいところです。

高血圧やむくみなどを予防し血圧を正常に保てる

カルシウム・マグネシウム・カリウムが含まれているブロッコリーには、血圧を正常に保つサポートの役割が期待できます。

またカリウムには高血圧やむくみなどを予防して血圧を正常に保つ働きがあるんですよ。

 

便秘解消効果もブロッコリーには期待できる

便秘解消には食物繊維が含まれる食べ物を摂取すると良いと聞きますね。

ブロッコリーに含まれる食物繊維により腸内環境を正すことができるので便秘解消が期待できます。

腸内のはたらきを良くすることで便秘解消だけでなく肌荒れを防止することもできますよ。

抗酸化作用でアンチエイジングもブロッコリーには期待できる

ブロッコリーにはビタミンＡ・ビタミンＣ・ビタミンＥ・βカロテンが豊富に含まれているので、抗酸化作用に優れている野菜なんですよ。

抗酸化作用によりシミやソバカスを予防したり、動脈硬化のリスクを下げる効果が期待できます。

ブロッコリーの栄養を失わずに食べれる調理法は？

栄養を失わないようにするには茹ですぎないのが大事

水溶性であるビタミンＣはブロッコリーを茹でたあとでもおよそ50mgは残ると言われていますが、茹でれば茹でるほど栄養が失われてしまうので注意しましょう。

ブロッコリーを茹でるときは茹ですぎないように、サッと茹でるようにすることが大切ですね。

茹でる時間が短縮できれば失う栄養素も少なくて済む

茹でる時間が短ければそれだけ栄養を失わずにブロッコリーを食べることができます。

というわけでブロッコリーを茹でるときは茎の根っこ部分に包丁で切れ目を入れてから茹でましょう。

こうすることで熱の通りがよくなるため数分茹でるだけでＯＫになりますよ。

ちょっとひと手間を加えるので面倒かもしれませんが、簡単にできる上にこれで火の通りがよくなり茹でる時間が短縮できるのでオススメです。

栄養豊富なブロッコリーだけど食べすぎには注意

栄養が優秀だからと毎日大きいサイズのブロッコリーを丸まる1本食べるのを続けると、ちょっと困ったことになるかもしれません。

1日に食べるブロッコリーの量は小さいサイズ1個（100g）が目安となります。

ブロッコリーに限らずどんなものでも食べ過ぎはよくありません。

ブロッコリーを食べすぎてしまうと次のような副作用が起こることもあります。

ブロッコリーを食べすぎると栄養を体内に吸収できなくなる！？

生のブロッコリーを食べすぎると胃腸に負担がかかってしまい、栄養満点のブロッコリーなのにその栄養の吸収率が悪くなってしまうことがあるんです。

せっかく食べたブロッコリ―の栄養素が吸収できないだけでなく、他に食べた栄養素まで体内に吸収できなくなるので困りものですね。

何を食べても栄養が吸収できない…なんてことになったら問題となってきます(ﾟдﾟ ; )

ですのでブロッコリーを食べすぎないように注意しましょうね。

ブロッコリーを食べすぎると体臭がキツクなる！？

食べすぎると体臭がキツクなる食べ物と言えば肉やニンニク。

ですがブロッコリーを食べすぎても体臭がキツクなると言われています。

ブロッコリーに含まれているコリンという成分が原因。

コリンが体臭の元となる成分を発生させるため、ブロッコリーを食べすぎても体臭がキツクなってしまうんですね。

栄養が豊富で非常に優秀な野菜ブロッコリー

栄養面でとても優秀なブロッコリーは是非とも普段の食生活に取り入れたい野菜です。

ただし過剰に食べすぎると体臭がキツくなったり栄養素が吸収できなくなったりと、困ったことになるため食べ過ぎにだけは注意しましょう。

仕事や学校から帰ってきて何もする気が起きない～…なんてときも、ブロッコリーなら茹でるだけでＯＫなのでお手軽に食べられます。

作る気力があるときはシチューにしても良いですし、ブロッコリーを加えるだけで料理が色鮮やかになるのも嬉しいですね。

最近野菜全然食べてなくて栄養不足かも…というときは、ブロッコリーを茹でて食べることをオススメします＾＾